こんにちは、アドビのRussell Preston Brownです このチュートリアルでは「境界線を調整」という Adobe Photoshop iPad版に新しく追加された機能を説明します デモをご覧いただきながら 「境界線を調整」を使用するための ヒントやテクニックを紹介します 「境界線を調整」はデスクトップ版ではおなじみですが iPad版には初めて加わりました ここでは、マッドサイエンティストを オリジナルの画像から抽出し 新しい背景に配置するのに、「境界線を調整」を使用します さっそく始めましょう これがオリジナルのマッドサイエンティスト画像です このレイヤーを選択しています 左側のツールパネルで 「なげなわツール」を長押しします 他の選択ツールから「被写体を選択」を選択します 他の選択ツールから「被写体を選択」を選択します タップすると、画像内の被写体を瞬時に選択できます タップすると、画像内の被写体を瞬時に選択できます マッドサイエンティストが見事に選択されています ここで追加の調整が必要なときは なげなわツールなどで選択範囲の追加と削除をおこない それから「境界線を調整」を開きます 今回は問題ないのでそのまま先に進みます 右側の「その他」に 「境界線を調整」があります デスクトップ版と同じ 「エッジの検出」や「グローバル調整」などがあります ここで私がよく使う ヒントとテクニックを紹介します ブラシの設定の「…」をタップすると ブラシの設定の「…」をタップすると ブラシの硬さの値が100%になっています 硬さは100%にすると良い結果が得られることが多いので 試してみてください これがテクニックその1です 先に進みましょう 右側のここに 「エッジの検出」があります 開きましょう 上の「表示モード」の設定は 「白黒」がおすすめです ここでも「白黒」を選択します 選択した領域が白黒でプレビュー表示されます このテクニックを使えば、マスクがはっきりと見えます このモードで作業を開始します ここでは「スマート半径」をオンにします マスクの境界線を調整する作業は プロジェクトごとに効果が異なります この画像では「スマート半径」が役立ちますが 実際のプロジェクトでは オンとオフを切り替えて 効果を確認しましょう 次に「エッジの検出半径」を右に移動します すると、髪の毛の先端が見えてきます あまりやり過ぎないように このくらいが適切です 左側のブラシサイズは「290」に設定されています ちょうどよいサイズです 選択範囲に追加する「+」が選択されています 使い方を説明しましょう 境界線を調整する方法です ここではApple Pencilを使い、周囲を塗って 境界線(エッジ)を調整します 髪の毛の先端でマスクを微調整します ここで「-」に切り替えます マッドサイエンティストの手と服の 境界線ははっきり分離します ここで一時停止して 結果を確認します もう一度ペイントして 耳の周囲の細部を取り除きます 入り込み過ぎてしまったところがあります いい感じになってきました しかし、ここで表示モードを変更して確認します とっておきのテクニックその2です 「オーバーレイ」に設定すると 調整が必要な部分を視覚的に確認できます ブラシツールで「+」を選択します 髪の毛にズームインすると、問題のある箇所がわかります ここにいくつか暗い領域があるので そこを抜くようにタップして塗ります 左側にも同様の箇所があります 髪の毛の周囲のマスクを微調整して 隙間や髪の毛が見えない部分ができないようにします やり過ぎた部分があれば 「-」ツールを選択します また画像をタップして修正します また画像をタップして修正します 「+」と「-」を切り替えながら 過不足がなくなるまで修正します これで良さそうですね ズームアウトして全体を見てみましょう 次の段階に進みます このようなプロジェクトで次に重要なことは 「不要なカラーを除去」を適用することです 髪の毛の色がマスクの下の 背景に溶け込むようにして 髪の毛にフリンジや暗い境界線が出ないようにします いい感じになってきました 必要ならば「グローバル調整」を適用します 滑らかに、ぼかし、コントラスト、エッジをシフトを設定できます しかし、ここでは必要ないでしょう もうひとつ下の項目をご覧ください 「出力」を「マスク付きの新規レイヤー」に設定します 新規レイヤーが作成されるため 元のレイヤーとの比較や、異なるバージョンの作成ができます 選択に迷うときは「マスク付きの新規レイヤー」をすすめます 最後に、「完了」を選択します ご覧ください 素晴らしいマスクが完成しました Adobe Photoshop iPad版の「境界線を調整」ツールで作成しました お伝えしたヒントやテクニックは iPad版やデスクトップ版のAdobe Photoshopで利用できます iPad版やデスクトップ版のAdobe Photoshopで利用できます ぜひお試しください
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