チュートリアル記事初級4 分

レトロ動画の作り方 - エフェクトを重ねて古い映画風に

今回は、Adobe Premiereで複数のエフェクトを重ね合わせてオールドムービー(古い映画)風の加工を作ってみたいと思います。

各エフェクトのパラメーターを調整しながら、味わい深いレトロな映像を作り上げていきましょう。

作業に入る前に、サンプルファイルをダウンロードします。

注意:付属のStockアセットは練習目的でのみご利用ください。利用条件を見る

手順

  1. 素材の読み込み

  2. Gaussian Blur(ブラー)

  3. Wonder Glow(ワンダーグロー)

  4. RGB Split(RGBスプリット)

  5. Noise(ノイズ)

  6. Grunge(グランジ)

※Adobe Premiere 26.0.0を使用して操作しています。

1.素材の読み込み

①Premiereを起動し、読み込み画面でダウンロードした素材を選択します。画面右側の「シーケンスを作成する」をONにして、画面右下の「読み込み」をクリックします。
シーケンスの中に素材が配置された状態で読み込まれます。

2.Gaussian Blur(ブラー)

①エフェクトパネルで「Gaussian Blur」と検索し、クリップに適用します。


②映像をぼかすために欠かせない、使用頻度が非常に高い重要なエフェクトです。


③エフェクトコントロールパネルで「Amount」を3.0くらいに設定します。少しだけぼかすことで、古い映像特有の解像度の低さを表現します。

3.Wonder Glow(ワンダーグロー)

①エフェクトパネルで「Wonder Glow」と検索し、クリップに適用します。

②映像の明るい部分を拡散させてふわっとさせることで、幻想的な雰囲気や高級感を出すことができます。

③エフェクトコントロールパネルで「Intensity」を30%、「Size」を300くらいに設定し、映像全体を少しふわっとさせます。

4.RGB Split(RGBスプリット)

①エフェクトパネルで「RGB Split」と検索し、クリップに適用します。

②映像信号の赤・青・緑をわざとずらしてダブって見えるようにするエフェクトで、レトロ感を出したい時には必須です。


③数値はデフォルトのままで大丈夫です。

5.Noise(ノイズ)

①エフェクトパネルで「ノイズ」と検索し、クリップに適用します。

②古い映像のようなザラザラ感を出すために追加します。


③エフェクトコントロールパネルで「ノイズ量」を10%に設定します。これで下準備は完了です。

6.Grunge(グランジ)

映像にヴィンテージ感やレトロ感を出すために、トランジションの「Grunge」を使って画面に汚れを足していきます。

①トランジションを適用するために、クリップに編集点(切れ目)を入れます。場所はどこでも構いません。

◦ Macの方:Command + K

◦ Windowsの方:Control + K または「レーザーツール」を使ってカットします

②エフェクトパネルで「Grunge」と検索し、編集点にドラッグ&ドロップします。

③適用したトランジションの端を「Shift キー」を押しながら横に伸ばします。左右両方とも限界まで引っ張ってください。

④「Grunge」トランジションを適用した直後は動きが激しすぎるため、抑えめに調整する必要があります。以下の画像を参考に数値を入力してみてください。

⑤最後に「Color Controls」の「Color」をオレンジ色っぽく変更します。

これでオールドムービー風加工の完成です。ノスタルジックな雰囲気にしたい場合に最適ですので、是非ご活用ください。


インストラクター

佐川正弘 (SG)

Adobe Stock提供元

Chanakon


2026年3月10日


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