マタニティフォトの撮影時期は？

妊娠9～10ヶ月目がおすすめです。

ポーズの取り方は？

「ポージングを自分でやって見せる」「仰向けは辛く、横向きに寝そべるのは平気な人が多い」「無理のないポージングを心がける」「妊娠線や正中線は、恥ずかしくないと説明する」「お腹に手を当ててもらうのは、パターンの1つ」を考えると、良いポージングになりやすいです。

「自然光を生かす」「標準域のレンズを使う」「ブレは気にしない」

衣装にあったヘアメイク（髪のセットと顔の化粧）を心掛け、プロのヘアメイクを頼みましょう。妊婦さんの希望もありますが、柔らかい光にあわせてメイクはしっかり目に、そして立体感や表情を生かすためチーク（頬に対する化粧）を入れてもらうよう指定しています。

オリジナルのドレスを用意することもあります。その際は、マタニティフォトに合いそうな透け感と、目に留まる色合いを考えているようです。女の子の心をくすぐるような色やフリルのついたデザイン。「普段、自分で選んでは着ないけれど、ちょっと着てみたいかな？」というギリギリを探るのがポイントです。

撮影アイテムとして重要なのが「花」です。撮影直前に花を買いにいくことが多いです。花は持ってもらうこともありますし、前ボケの要素としても使えます。

「撮影側が男性だけにならないように配慮」「おしゃべりも大切」「夫の気分をのせる」「夫や子供と一緒に記念撮影」することが重要です。

2時間半くらいを目安にしてください。また、こまめに休憩を取り、まったり撮影することが大切です。

屋内であれば、冷暖房機器の温度設定にも気をつけましょう。妊婦ということもありますが、マタニティフォトではお腹を見せるために、薄着になることも少なくありません。寒くないよう、冷えないように室温は暖かめにし、頻繁に寒くないか、暑くないか聞くことが大切です。

RAWで撮影し、Lightroomを使って調整し写真を仕上げています。ホワイトバランスもこのときに調整します。その際、暗い写真にならないように気を付けましょう。

あなたの妻からマタニティフォトを撮りたいと言われたら、ぜひ協力してあげてください。何人もたくさん産めるとは限りませんし、一生に一度という人もいるでしょう。残したいと思った気持ちを理解してあげることが大切です。夫が面倒くさそうと思うと、伴侶である妊婦の表情にも出てしまうので、注意が必要です。

ポートレート照明の基礎

ポートレート照明の基礎を学び、被写体の生き生きとした姿を表現しましょう。

ポートレート写真の撮り方は難しく、人物写真を撮るスキルのみならず、被写体の心を掴んで魅力を引き出す力も必要となります。ポートレート写真の基礎から応用まで解説します。

プロからアドバイスとコツを得て、自然体の写真を撮る方法を学びましょう。

カメラレンズの基本、焦点距離とは何かについてをイラストや写真で説明します。焦点距離と画角の関係性を知り、撮りたい写真に合ったレンズ選びの手引きにもしましょう。