風景写真に合ったカメラの設定方法

絞りやホワイトバランスなどのカメラ設定を使用して、とびきりの風景写真を撮る方法を学びましょう。

風景は大きく、カラフルで、たいがい逆光に照らされていて、撮影が難しいものです。風景の自然な美しさを確実に捉えるには、適切なカメラ設定を使用する必要があります。

風景の撮影に適したカメラ設定

風景の撮影の主な課題は、光と広角撮影です。撮影を成功させるには、三脚でカメラを安定させ、次の設定を使用します。

マニュアルカメラモード

F/11程度の絞り

低感度のISO100

ホワイトバランスは「昼光色」、「日陰」、「曇天」のどれかに設定

RAWフォーマットを使用

絞り値を高くすると、ディテールをぼかすことなく風景全体にピントが合ったままになります。また、ホワイトバランスを指定することでカラースペクトル全体を捉えることができます。日の出や夕焼けのように色鮮やかな風景の撮影では、ホワイトバランス設定は重要ポイントになるので、覚えておきましょう。

流水等の動きのある風景の撮影や、三脚を使わずに撮影する場合には、シャッタースピードも同じくらい重要になります。三脚無しの場合は、シャッタースピードを1/100以上と高めにして、カメラの揺れが写真に影響しないようにしましょう。三脚がある場合は、シャッタースピードを長くして、滝や波の動きや星の軌跡を捉えられ、個性的な一枚を撮影できます。

写真編集ツールで風景写真を加工

風景撮影では、カメラを適切に設定することで美しい写真を撮ることができますが、Adobe Photoshop Lightroomのような写真編集ソフトで写真を加工すると、ワンランク上の仕上がりになります。色調補正ツールを使用すると、露出やコントラスト、色調や明瞭度まであらゆることを調整でき、風景写真を特別な一枚に仕上げることができます。

PhotoshopとLightroomで素敵な風景写真を作成する方法をご覧ください。