PDFを作成する上での基礎知識を学びましょう。ぜひ動画とともにご覧ください。
※ チュートリアルは2025年6月時点のものであり、今後は変更する可能性があります。
学習内容
1. 保存方法によるPDFの違い
2. Adobe PDFとしてPDFを作成する方法
3. PDFの環境設定(Windows限定)
PDFを作成する方法は、「名前を付けて保存」や「印刷からPDF化」、「Adobe PDFとして保存」など、様々な方法がありますが、見た目は同じPDFでも、作成方法によってファイルの構造や編集のしやすさに微妙な違いが生じてきます。

例えば、「名前を付けて保存」の場合、軽いファイルサイズでPDFを作成することができますが、フォントがOSに依存するため、文字化けやレイアウト崩れが発生することがあります。反対に、「Adobe PDFとして保存」の場合だと、重いファイルになりますが、レイアウトやデザインといった文書の体裁を保ったまま、PDFを作成することができます。

MacでPDFを作成する場合、画像のようなポップアップが表示されます。「はい」を選択すると、「名前を付けて保存」と同様の軽量なPDFが作成されますが、フォントやレイアウトの再現性が制限される場合があります。

反対に、「いいえ」を選択すると、重いファイルになりますが、レイアウトやデザインといった文書の体裁を保ったまま、PDFを作成することができます。
今回は、Adobe PDFとしてPDFを作成する方法について、Wordを用いて説明します。
WordでPDFを作成するには、上部のリボンにある「Acrobat」タブをクリックし、タブ内の「PDFを作成」を選択します。

続いて保存場所を指定するダイアログが表示されます。ファイル名を入力し、保存をクリックすれば、Adobe PDFとして高品質なPDFファイルが作成されます。

Windowsの場合、環境設定からPDF作成時の詳細な設定を行うこともできます。例えば、しおりやタグ情報を追加したり、形式を指定したりと、用途に応じたPDF出力が可能になります。
