お気に入りのアプリからPDFを作成するには、メニューから「PDFとして保存 」または「PDFに 書き出し 」オプションを選択します。PDFの書き出し（PDFの変換と呼ばれることもある）では、既存のPDFを一般的なアプリ（Microsoft Word、PowerPoint、Excelなど）にエクスポートできます。他の形式にPDFを簡単に変換できるため、文書を作り直さずに再利用でき、時間の節約になります。

PDF内でページの整理や削除をおこない、文書をさらにカスタマイズします。「ページを整理 」では、ページの削除、他のPDFからのページの挿入または置換、方向が正しくないページの回転、PDFの結合や分割に関する概要が示されます。これを利用して、対象とするグループや人物ごとに文書をパーソナライズできます。

PDFからページを抽出して、抽出したページから個別の文書を作成できます。個々のページを選択するか、ページ範囲を入力できます。あるいは、ページの方向や、奇数ページか偶数ページを選択して、すぐに結果を得ることもできます。

反対に、他の文書にページを挿入することもできます。Acrobatには、ファイル、クリップボード、スキャナー、webページから挿入するための様々なオプションが用意されています。あるいは、文書を区切ってレイアウトを強調するために昔ながらの空白ページを挿入することもできます。

これまでの項目では、文書をパーソナライズする機能について説明しました。例えば、同僚にはPDFの一部のみを配布する必要があるが、管理職にはPDF全体を配布する必要があるとします。これらは、既存のPDFの結合または分割を説明する最適な例です。

複数のPDFを1つの文書にまとめる ことができます。PDFの結合が特に役立つのは、例えば、個別のプロセスの文書からガイドラインの冊子を作成する必要があるときです。逆に、場合によっては、ガイドラインの冊子を分割して多くの異なる部署に配布する必要があります。

文書は、Acrobat内、デスクトップ、またはほとんどの一般的なプログラムで作成できます。ページの配置を変更するときに、ソース文書を開く必要はありません。タスク別の短い記事に含まれるステップごとの手順を参考に、まずは手始めにいくつかの効率化ツールについて学習しましょう。