Adobe Acrobatを使い始める前の環境設定について学びましょう。ぜひ動画とともにご覧ください。
※ チュートリアルは2025年6月時点のものであり、今後は変更する可能性があります。
学習内容
1. クロスデバイスでの利用・ブラウザーでの拡張機能
2. アップデートの確認
3. Acrobatをデフォルトアプリに設定する方法
4. ツールバーのカスタマイズ
5. 操作画面を以前のバージョンに戻す方法
6. 代替フォントの設定方法
説明
Acrobatはデスクトップのアプリケーションに加えて、モバイル、ブラウザーでも追加料金なしでご利用いただけます。

また、ブラウザーでPDFを閲覧することが多い場合には、Google Chrome、もしくはMicrosoft Edgeの拡張機能を有効にしておくと便利です。PDFの編集、コメントの追加などすべてブラウザーから行うことが可能になります。

Acrobatが最新のバージョンであるかを確認します。Acrobatを開き、メニューの「ヘルプ」から「アップデートの有無をチェック」を選択します。常に最新機能を利用できるサブスクリプションを活かすため、こまめなアップデートをおすすめします。

PDFを開くときのデフォルトアプリをAcrobatに設定しておきましょう。Windows と Mac のそれぞれの設定方法を順に説明します。
1. 【Windowsでの設定方法】
PDFファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

表示されたウィンドウの中から「変更」をクリックし、アプリ一覧から「Adobe Acrobat」を選択します。

プロパティ画面に戻り、「適用」、「OK」をクリックすれば設定完了です。

2. 【Macでの設定方法】
PDFファイルを右クリックし、「情報を見る」を選択します。

表示されたウィンドウの中から「このアプリケーションで開く」という項目をクリックします。一覧から「Adobe Acrobat」を選択し、「すべてを変更...」をクリックします。

確認のメッセージが表示されたら、「続ける」をクリックして設定完了です。

これで、WindowsとMacのどちらでも、PDFファイルをスムーズにAcrobatで開けるように設定できました。
よく使う機能はツールバーをカスタマイズして使いやすくしておきましょう。
点線マークをクリックし、「ツールバーをカスタマイズ」を選択します。ツールを一つ選び、プラスボタンで追加しましょう。

追加したツールが、ツールバーの一番下に表示されます。よく使う機能を追加しておくと作業効率が上がります。

Acrobatのアップデートによって、その都度新しいインターフェースが導入されますが、ご自身の使い方に応じて、従来のインターフェースに戻すことができます。
画面左上の「メニュー」をクリックし、「新しいAcrobatを無効にする」を選択することで以前の操作画面に切り替わります。また、いつでも新しい表示に戻すことも可能です。

PDFを編集する際、元のフォントが見つからない場合に使われる代替フォントは、あらかじめ変更しておくことができます。
画面左上の「メニュー」から「環境設定」を開き、「コンテンツ編集」を選択。「編集時に使用する代替フォント」の欄から、好みのフォントを選択し、「OK」をクリックすることで、代替フォントを変更できます。
