この練習では 文字を点滅させて、目立つように演出します キーフレームは使いません グラフィックの構成を確認しましょう レイヤー1が赤い文字 非表示にすると 黒のドロップシャドウになります その下が白いアウトライン その下が爆発のイラスト その下が背景です すべてのレイヤーを表示に戻します このアウトラインを白光に変えます レイヤー3の「POW!
white」レイヤーを選択して 「エフェクト」メニューの 「ブラー&シャープ」から 「高速ボックスブラー」を選択します 「ブラーの半径」の値を"7.0"にします 白光に変わりました 今回のアニメーションでは キーフレームではなく、エクスプレッションを使用します Alt(Windows)キーまたは Option(Mac)キーを押しながら 「ブラーの半径」のストップウォッチをクリックします これで自動的にエクスプレッションが追加されます 「ブラーの半径」の下に 「エクスプレッション:ブラーの半径」があります 右側でテキストを編集します この中をクリックしなくても そのまま入力できます 小刻みに動く、ウィグルエクスプレッションを作成するため "wiggle"と入力します W-I-G-G-L-E 左括弧を入力します 1秒間に20回動かすため "20"と入力して コンマ(,)を入力し 値の変化量は、5ポイント程度にします "5"を入力します 右括弧を入力します 白い行以外の場所をクリックして エクスプレッションを終了します スペースバーを押すと 小刻みに白光を放つようになりました スペースバーを押して再生を停止します これがエクスプレッションを最初から記述して 作成する方法です また、別のレイヤーのパラメーターまたはエフェクトから 制御を受ける方法もあります ここでは、ドロップシャドウの回転を ブラー半径の強さに合わせます レイヤー2を選択して Rキーを押して「回転」を開きます 回転を右に見ていくと 「親とリンク」列に インデントされたピックウイップがあります これが「回転」のピックウイップです 回転の値をブラー半径に合わせるため ピックウイップをクリックして マウスボタンを押したまま 「ブラー半径」までドラッグします ここでマウスボタンを離すと 自動的にエクスプレッションが作成されます エクスプレッションが適用されたことは 赤い数字でわかります また、キーフレームボタンの 左側にある矢印を クリックして開くと 「回転」のエクスプレッションが表示されます この Comp.layer、 ("POW!
white")に設定された 「高速ボックスブラー」エフェクトの 「ブラー半径」に連動するという意味です この2つの動きが完全に一致します スペースバーを押します 白光の点滅に合わせて回転します しかし、これでは少し荒いようです 白光との同期は維持し 回転量を減らしましょう スペースバーを押して再生を停止します 「回転」のエクスプレッションの中を クリックします これで文字がすべて選択されます 右端をクリックします スラッシュ(/)、"10"を入力します 10分の1を意味するエクスプレッションです ブラー半径の10分の1の強さになります 白い行の外をクリックすると こちらは「8.1」ですが こちらは「0.8」になりました スペースバーを押して再生します これで、回転と点滅の速度は同じで 動きの量だけが10分の1になりました このように エクスプレッションを使えば、キーフレームを使用しなくても すばやくダイナミックなアニメーションを作成できます
