フルスクリーンビデオで作業中に 対象を背景から切り抜きたい または背景から削除したいことがありますよね そのようなときは、レイヤーマスクを使用します このビデオでその方法を説明します このサメを 海の背景から分離して、別のグラフィック要素に 入れ替えます レイヤー1が表示されていることを確認して レイヤー1を選択します タイムラインで現在の時間インジケーターを スクラブします 動画であることがわかります ここから静止画フレームを作成します グラフィックに必要なのは、サメの静止画だけだからです 現在の時間インジケーターを 「Freeze」マーカーの位置に移動します タイムラインの「0;00;02;00」です 次に、レイヤー1を選択して、レイヤーメニューから 「時間」 「フレームを固定」を選択します これでスクラブすると このレイヤーがまるで静止画のように見えます これで対象を固定できました 切り抜く対象が見やすいように .(
ピリオド)キーを押して、ズームインします 次に、スペースバーを押したままにして 手のひらツールに切り替え コンポジションパネルをクリック&ドラッグして位置を調整します 中央に表示されたら、スペースバーから指を離します ツールパネルのペンツールに切り替えます 別のツールが選択されている場合は 長押しして、ペンツールを選択します ここでは、一番上のペンツールを使用します サメの腹から開始します ヒレの付け根です シングルクリックすると このレイヤーにマスクが作成されます 次に、口のあたりでクリックし、ドラッグします ドラッグすると、ハンドルが表示されます ハンドルを回転することで アンカーポイント間の マスクの動きが変わるだけでなく 各アンカーポイントを通る パスも変わります 鼻のあたりでクリック&ドラッグします パスが少しずれてしまいましたが ここでは問題ありません サメの周囲をパスで囲み、主要な部分に ハンドルとポイントを作成していきます クリック&ドラッグして 背びれの付け根にハンドルを作成します クリック&ドラッグして、さらにハンドルを追加します パスがシェイプからずれても気にする必要はありません 後でまた 微調整できます このような小さい複雑な部分では ハンドルを短くします クリック&ドラッグを続けます ここをよく見ると ごく小さいヒレがありますが ほとんど認識できない薄さのため 除外しましょう シェイプの作成を続けます 基本シェイプを作成して 最初のポイントに戻ると 小さい円が表示されます ここでマスクが閉じることを意味します これをクリックすると マスクが閉じます これで、サメがグラフィック上に表示されます これからシェイプを仕上げます シェイプの微調整に使用する キーコマンドを紹介します その後、時間を節約するため 実際の操作は省略して 完成したところから説明を続けます 最初に、アンカーポイントを動かします ツールパネルでペンツールが選択されていることを確認して アンカーポイントをクリックすると ハンドルが両側に表示されます 必要ならばアンカーポイントの位置を変更できます ハンドルを調整すると ポイントの両側の位置が変わります ハンドルの片側のみを調整するには Option(macOS)またはAlt(Windows)キーを押しながら そのハンドルをクリックします これで2つのハンドルが 連動しなくなります そのため、Option(Alt)キーを押しながら ハンドルを動かせば その部分のみのパスを微調整できます ここもOption(Alt)キーを押しながら調整します Option(Alt)キーを押したまま パスをクリックすれば ハンドルありからハンドルなしに変わります このように自由に マスクを微調整し 変更を加えます 単純にクリック&ドラッグで ポイントを追加する方法と Option(Alt)キーを押しながら クリック&ドラッグして 細かい部分のパスを調整する方法の 違いがわかると思います では、完成後から説明を再開します このように選択範囲が完成したら ツールパネルで選択ツールに切り替えます 次に、レイヤー1をクリックします ,(コンマ)キーを押してズームアウトします サメをクリックして、シーンの中央に配置します このように 背景から要素を分離したいとき 背景から要素を分離したいとき 特に複雑なシェイプでは ペンツールを使ってみましょう
