Adobe After Effectsの Cinema 4D Liteを使用してAdobe Illustratorのアセットを編集し、映画のようなオープニングを作成する方法を紹介します。

Territory StudioのNik Hill氏は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」など有名な映画作品のUIスクリーングラフィックスやタイトルの制作を手がけ、その中でAdobe Creative Cloudツールを使用しています(方法はこちら、4分 )。今回はその方法をご紹介します。OFFF Cincinnatiデザインカンファレンス用にTerritoryが制作した架空のタイトルシーケンス を使って、独自のハリウッド風ムービータイトルをリミックスする手順を順を追って説明します。Creative Cloudの機能やサービスを活用して、オリジナルな世界を創造してください。
このチュートリアルでは、次の内容を取り上げます。
Creative Cloudライブラリを利用して、IllustratorやAfter Effectsなどのアドビアプリケーション間でグラフィック要素を共有
Adobe StockとAfter Effectsの統合による多彩なオプションを活用し、5,000万点を超える厳選された画像とビデオを使って独自の作品を制作
After EffectsとMaxon Cinema 4Dを使えば、3Dオブジェクトの作成と編集が思いのほか簡単に(Cinema 4D LiteはAfter Effectsに付属)
Dynamic Linkを利用して、Premiere ProとAfter Effects間を自由に行き来しながら作業
Behanceで、目的を共にするCreative Cloudユーザーや企業と作品を共有
このビデオでは、このチュートリアルで利用可能なサンプルアセットの概要を紹介します。このチュートリアルで共有したアセットを使用して、Illustratorでフォントをカスタマイズしたり、CC ライブラリパネルにベクター画像を追加して、その画像をAfter Effectsで表示したりプロジェクトに読み込んだりすることができます。
チュートリアルに用意されたアセットをダウンロードしたら、自身のAfter Effectsプロジェクトに配置したり、ベースとなるショットを選んでリミックスを開始したりできます。
このビデオでは、Adobe Stockから簡単に画像をダウンロードして、シーンの背景として使用する方法を紹介します。好みの画像が見つかったら、クラウドアイコンをクリックして目的のライブラリに保存します。プロジェクトに読み込むには、ライブラリパネル内でサムネイルを右クリックし、「読み込み」を選択します。購入前の画像や映像には透かしが入っています。
チュートリアルで提供されているフォルダーの中に、3D PROJECTSという名前のサブフォルダーがあります。OFFF SEGMENTS LOWPOLYファイルには、ムービータイトルの作成にも使われた、幾何学的なOFFFロゴが含まれています。
このビデオでは、リミックスに取りかかるための1つの方法を紹介します。この図形の一部を取り出し、After Effectsに付属するCinema 4D LiteのMoGraphモジュールを使って操作します。シーンに光源を取り入れ、モデルに素材を追加します。レンダリングした後、新しく生成したアセットをAfter Effectsに取り込み、ストック画像上で合成します。
このビデオでは、Dynamic Linkを使って簡単にPremiere ProのクリップとAfter Effectsのコンポジションをリンクする方法を紹介します。Premiere Proの編集機能を使ってモーショングラフィックスのシーケンスを作成しながら、After Effectsのエフェクトやプリセットを活用します。
たとえば、アニメーション化したタイポグラフィを映像上に配置しつつ、タイムライン内の要素を柔軟に移動させることが可能です。
このビデオでは、Media Encoderを使ってAfter EffectsおよびPremiere Proのプロジェクトを書き出す方法について説明します。
Behanceで作品を公開するためのポートフォリオを設定します。自作のリミックスをVimeoやYouTubeにアップロードし、生成された埋め込みコードをBehanceポートフォリオで使用します。
提供元:
Nik Hill