目次
1. After Effects を起動し、素材を読み込む
2. カメラレイヤーを作成し調整をする
3. 背景素材を配置して仕上げる
以下のファイルは完成したプロジェクトファイルです。
途中で設定方法などわからなくなった場合は参考にしてください。
After Effects を起動し、素材を読み込む
After Effectsを起動し、スタート画面の「新規プロジェクト」を選択。

メニューバーの「ファイル」のプルダウンから「読み込み」→「ファイル」を選択。
コンポジション設定パネルの各項目を下記の図のように設定します。
①コンポジション名:「Real_3D_Workspace」
②幅:1920・高さ:1080・正方形ピクセル・フレームレート:29.97
③デュレーション:0:00:03:00
※解像度はデフォルトではフル画質になっていますが、1/4画質にすると作業がスムーズになります。

メニューバーの「ファイル」のプルダウンから「読み込み」→「ファイル」を選択。パソコン内に保存したダウンロード素材(3D_Cup_Model_.glb)を選択して「開く」をクリックして、素材を取り込みます。

プロジェクトパネル上の、該当素材(3D_Cup_Model_.glb)をタイムラインパネルへドラッグ&ドロップします。[モデル設定:3D_Cup_Model_.glb]のポップアップで「OK」を選択。

カメラレイヤーを作成し調整をする
メニューバーの「レイヤー」から「新規」→「カメラ」を選択。カメラ設定の項目からプリセット:35mmを選んで「OK」を選択。

タイムラインパネル上に作成された「カメラ 1」の横にある>マークを開き、更に「トランスフォーム」の横にある>マークも開きます。
再生バーがスタート地点(タイムコードが0;00;00;00)であることを確認して、「トランスフォーム」の中にある「位置」の横のストップウォッチにチェックを入れてキーフレームを追加します。
「位置」の数値を:960.0 , 540.0 , -300.0に設定します。

続いて、「Z 回転」の横のストップウォッチにチェックを入れてキーフレームを追加します。
「Z 回転」の数値を:0 × -20.0°に設定します。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「229」と入力して0;00;02;29に移動。
「位置」の数値を:960.0 , 540.0 , -220.0に設定。
「Z 回転」の数値を:0 × +20.0°に設定。
(※数値を入力してエンターキーを押すと自動的にキーフレームが追加されます)

タイムラインパネル上で、追加した4つのキーフレームを全て選択し、キーフレームの点の上で右クリックから「キーフレーム補正」→「イージーイーズ」を適用。

背景素材を配置して仕上げる
ツールバーの中から「横書き文字ツール」を選択して、コンポジションパネル上に文字を入力。(今回は「Real 3D Workspace」というテキストを全て半角英数字で入力します)
テキストパネルの中から各項目を下記に設定します。
フォント:源ノ角ゴシック
フォントスタイル:Heavy
フォントサイズ:300px

メニューバーの「レイヤー」のプルダウンから「トランスフォーム」→「アンカーポイントをレイヤーコンテンツの中央に配置」を選択。さらに、「トランスフォーム」→「中央に配置」を選択。

タイムライン上で「T:Real 3D Workspace」を選択し、3Dレイヤーのチェックボックスにチェックを入れます。

メニューバーの「レイヤー」のプルダウンから「新規」→「平面」を選択。
カラーの項目からお好みの配色を選んで「OK」を選択。

タイムライン上の背景(平面)素材を一番下のレイヤーにドラッグして、背景を対象物の後ろに配置します。

タイムラインパネル上の「3D_Cup_Model_.glb」の横にある>マークを開き、更に「トランスフォーム」の横にある>マークも開きます。
再生バーがスタート地点(タイムコードが0;00;00;00)であることを確認して、「トランスフォーム」の中にある「位置」「スケール」「Y回転」の横のストップウォッチ全てにチェックを入れてキーフレームを追加します。
「位置」の数値を:960.0 , 470.3 , -500.0に設定。
「スケール」の数値を:0.0 , 0.0 , 0.0%に設定。
「Y 回転」の数値を:0 × +18.0°に設定。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「200」と入力して0;00;02;00に移動。
「位置」の数値を:960.0 , 470.3 , -500.0に設定。
「スケール」の数値を:70.0 , 70.0 , 70.0%に設定。
「Y 回転」の数値を:1 × +18.0°に設定
(※数値を入力してエンターキーを押すと自動的にキーフレームが追加されます)

タイムラインパネル上で、追加した全てのキーフレームを全て選択し、キーフレームの点の上で右クリックから「キーフレーム補正」→「イージーイーズ」を適用。

これで完成です。プレビュー再生して3Dモデルやテキストが、カメラやライトに追随しながら動いていることを確認してみましょう!今回は単色背景を配置しましたが、様々な背景を合成することでさらにユニークな映像を作成することが出来ます。