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モーショングラフィックスパッケージの作成

モーショングラフィックステンプレートとライブラリを使用して一貫性のあるブランドストーリーを表現しましょう。

モーショングラフィックスパッケージの作成

ビデオシーケンス用に複数のグラフィック要素を作成する必要がある場合には、必ずグラフィックスパッケージというものを作成することになります。グラフィックスパッケージを使用すると、ビデオのすべての要素を統一感のある見た目にすることができます。

グラフィックスパッケージを構成するデザイン要素

  • 統一感のあるカラーパレット

  • 一貫性のあるフォントまたはフォントファミリー

  • 複数の要素で使用される類似したアニメーション技法

  • 複数の要素で使用される共通のテクスチャ

カラーパレット

Adobe Color Themes 拡張機能を使用すると、複数のカラールールを使った独自のパレットを作成したり、他のデザイナーが作成したパレットを参照したりすることができます。目的のパレットをCreative Cloudライブラリに保存すると、それらがデバイス間で自動的に同期されます。そのため、Creative Cloudアカウントにログインすれば、どのデバイスからでもカスタムパレットにアクセスできます。

フォントの選択

Creative CloudデスクトップアプリケーションのAdobe Fontsリンクを使用して、様々なフォントやフォントファミリーを参照できます。目的のフォントを見つけて、それらをアクティベートすれば、どのAdobeアプリケーションでもそれらを使用できるようになります。

デザインの要素を準備する

フォントとカラーパレットを選択したら、必要なグラフィックをデザインし、アニメーション化します。すべての要素をデザインしたら、Premiere Proで使用できるように、それらをパッケージ化できます。

複数の用途に使われる要素を作成する際の効率的な作業方法

カスタマイズして何度も使用する必要があるローワーサードなどのグラフィックは、モーショングラフィックステンプレートとして保存するのが合理的です。After Effectsでは、エッセンシャルグラフィックス パネルを使用して、Premiere Proで編集できるようにしたい要素を特定できます(シェイプレイヤーの色やテキスト自体など)。

準備ができたら、モーショングラフィックステンプレートをライブラリにエクスポートします。これで、Premiere Proシーケンスにそのテンプレートを読み込めるようになります。タイムライン内にあるモーショングラフィックステンプレートの各インスタンスは、個別にカスタマイズできます。これらは同じテンプレートをベースにしているので、すべてのコピーにわたってユニバーサルに変更することもできます。


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ビジュアルエフェクトやモーショングラフィックスを作成