Adobe Dimensions CCを使えばAdobe Illustrator CCユーザーは作品を簡単な操作で 実物のようにビジュアル化できます Illustrator CCで作成したロゴやパターンなどのアセットを Adobe Dimensions CCに読み込むことで 簡単に3Dデザインが実現できます これをブランドのカタログ等に使用すれば 実在するように見せることができます これはAdobe Illustrator CCで作成したロゴです それぞれ別のアートボード上に作成しました 一緒に使うテキストも用意してあります パターンもいくつか作りました これらはすべてAdobe Dimension CCで編集する ブランドカタログの材料にするアートワークです Adobe Dimensions CCでcosmetic_branding_startファイルを開きます このファイルは練習用ファイルの中にあります キャンバスには化粧品プロダクトの 3Dモデルが既に読み込まれています いくつかの3Dモデルには既にロゴとパターンも適用されています これから、このシーンにさらに別のモデルを追加して ロゴとパターンを適用していこうと思います 左側に表示されているスターターアセットパネルには Dimension CCに付属する多数のアセットが表示されています このパネルを下にスクロールして、縦長のこのボックスをドラッグし ここのあたりに配置しましょう このボックスのサイズ変更するために 左側にある拡大・縮小ツールを選択します Sキーを押してこのツールに切り替えることもできます Shiftキーを押しながら ここを掴んでドラッグすると小さくなります 次はこれを回転させるために左側にある回転ツールを選択します Rキーを押すことでも選択できます この緑のウィジェットハンドル(Y値)をドラッグします 移動ツールに戻るためにVキーを押し ドラッグしてボックスの位置を決めます 右側のシーンパネルには シーン内のすべてのコンテンツのレイヤーが表示されます 新しいボックスも含まれています このパネルでコンテンツの表示・非表示を切り替えたり コンテンツをロックしたりすることができます アートワークに移動して このボックスにマテリアルを設定しましょう ボックスをダブルクリックして、右側のパネルでそのプロパティを確認します ボックスのカラーを変更するには このプロパティのスウォッチをクリックします 「カラー」を選択すると任意のカラーが適用できます 今回は、パターンを用意してあるので カラーを適用する代わりに、Illustrator CCで作成したパターンのコンテンツを マテリアルとしてこのボックスに適用したいと思います 「画像」を選択して「ファイルを選択」アイコンをクリックし ダウンロード可能なアセットの中から Patter.aiファイルを探して選択します 「開く」をクリックするとパターンが適用されます 次にIllustrator CCファイルから適切なアートボードを選択します ここにあるメニューからアートボードを選択し 目的のパターンを選択します パターンが適用されましたね 適用すると「繰返し」や「配置」などのオプションが表示されます これらを設定してパターンを調整します メニュー以外の場所をクリックするとメニューが非表示になって、ボックスが選択解除されます 次はIllustrator CCのロゴをボックスに追加します コンテンツをIllustrator CCから直接コピーして 選択したモデルに貼り付けます Illustrator CCファイルを読み込むこともできます ボックスをダブルクリックして再びプロパティを編集します ロゴなどのグラフィックを配置するには アクションセクションにある、「グラフィックをモデルに配置」ボタンをクリックします 表示されたダイアログボックスで ダウンロード済みの練習用ファイルの中から Logo.aiファイルを選択し、「開く」をクリックします ロゴがボックスに配置されたら、ここを掴んでドラッグして回転させることができます 拡大・縮小する場合はShiftキーを押しながらこれらのハンドルをドラッグします 少し大きくしましょう 好きな場所に配置することができます 移動するには、ロゴの中央を掴んでドラッグします このロゴはIllustrator CCファイルとして読み込んでいるので 使用するロゴは 読み込んだIllustrator CCファイルから 適切なアートボードを選ぶことで切り替えることができます プロパティパネルで別のロゴを適用してみましょう 「画像」のスウォッチをクリックしてロゴを表示し 別のアートボードを選択して適用します ロゴを見て Illustrator CCで少し変更したいと思ったら この「編集」アイコン(鉛筆のアイコン)をクリックするか ロゴのサムネイルをダブルクリックすると 直接Illustrator CCでロゴが表示されます コンテンツが表示されるので 必要な変更を行います カラーを変更して ファイルを保存します Adobe Dimensions CCに戻るとロゴのカラーが変わっています 次に、また別のグラフィックをボックスに追加します Illustrator CCでデザインしたテキストを追加しましょう ボックスをダブルクリックして再び選択します シーンパネルには、既に適用済みのものが表示されます 最初のグラフィックとマテリアルです これに、また別のグラフィックを追加していきます 「グラフィックをモデルに配置」ボタンをクリックして 練習用ファイルを表示し Logo.aiファイルをもう一度選択します このファイルのテキストは、ドキュメント内の別のアートボード上にあります 別のアートボードを選択するにはプロパティのスウォッチをクリックして ここから選択します グラフィックを選択して、正しい向きになるよう調整します コンテンツを配置したら シーン全体の照明などを調整します シーンパネルですべてを表示するために この矢印をクリックします 「環境」をクリックすると照明を調整できます このプロパティパネルで 照明を調整できます 他にも日光などの照明を調整できます 矢印をクリックして日光のオプションを表示します オプションがグレーアウトしている場合には、日光のボタンをオンにします 他の調整もできます シーンが完成したら、レンダリングまたは最終画像の作成に進むことができます 左上に表示された「レンダリング」をクリックしてレンダリングモードに切り替えます 右側のレンダリング設定で レンダリングする最終的なファイルを設定できます レンダリングするビューを選択できます この例では現在のビューが良さそうですね ファイル名を設定して画質を変更します 「低 (高速)」はレンダリングにかかる時間が短いですが、きれいではありません ファイルの保存先を選択して 書き出し形式を選択します PSD (16 bit/チャンネル)を選択すると、レイヤーを保持したPhotoshop CCファイルが書き出されます このファイルはPhotoshop CCで編集できます PNGとして、あるいは両方の形式でレンダリングすることもできます 書き出し形式を選択したら「開始」をクリックします デザインコンテンツやレンダリングの設定に応じて レンダリングにかかる時間は異なります Illustrator CCのユーザーは、Adobe Dimension CCを使うことで 編集が楽になるので 商品のイメージ画像やパッケージデザイン ブランドカタログやユニークなデジタル画像などを簡単にビジュアル化できます Adobe Dimensions CCを使うと、3Dデザインが簡単になります Dimension CCを今すぐお試しください
