フォント、シェイプ、カラーを駆使して大胆なメールヘッダーを作成し、ブランドを反映した再利用可能なテンプレートを構築しましょう。
注意:付属のStockアセットは練習目的でのみご利用ください。利用条件を見る
ヘッダーサイズを設定する
必要なサイズと解像度で新しいドキュメントを作成します。次に、ロゴ、テキスト、ブランドカラーを読み込んでデザインを開始します。
デザイン要素をレイアウトする
ロゴのユニークなスタイルを引き立てるフォントを選択します。フォントのサイズとスタイルを調整し、重なり合ったオブジェクトを使用してモノグラム風の要素を作成します。光沢のあるボーダーがさらに華やかさを添え、デザインにまとまりを与えます。
バリエーションを試してヘッダーを保存する
カラーバリエーションを試したり、季節に合わせてデザイン要素を交換したりしてみましょう。あとで編集できるようにデザインをIllustrator形式で保存し、電子メールで使用するために中解像度のJPEG形式で書き出します。
電子メールニュースレターの外観に、特徴を持たせませんか?Super CreativeのクリエイティブディレクターSydney Michudaです。繰り返し使えるヴィンテージモダン風のヘッダーを一緒に作成しましょう。
新規ドキュメントを作成して、アートボードを電子メールのヘッダーサイズである600 px × 300 pxなどに設定し、カラーモードをデジタル用のRGBカラーに設定します。
ロゴとカラーをドキュメントに追加します。ヘッダーはニュースレターのタイトルになるので、暗い背景にして本文と差別化しましょう。また、グランジ風の質感を加えて、プロの仕上がりを感じさせましょう。そのためには、ドキュメントにグランジテクスチャを配置し、透明パネルで「乗算」を選択して「不透明度」を45%に下げます。
レイアウトを始めましょう。ロゴをアートボードの上方中央に移動します。テキスト「Barbershop」をロゴの下に追加して、補足情報を伝えようと思います。Interstateなどの実用的なスタイルのフォントにし、トラッキングを100に設定します。大文字のトラッキングを増やすとヴィンテージ感が増します。ニュースレターであることがわかるよう名称も追加しましょう。「Barbershop」と同じフォントですが、ロゴほど重要ではないので、サイズを少し小さくしました。さらに、装飾的な筆記体フォントをレイアウトに加えて、ヴィンテージモダンを演出します。名称の上にテキストを追加して、おしゃれで読みやすい筆記体フォントを見つけます。R41 Alphabeta 16にしましょう。また、ロゴと名称の間に小さい点を追加して、さりげなく情報を分離しましょう。ちょっと遊んで、この店の創業年をロゴの上にローマ数字で、追加することにします。両サイドが寂しいので、装飾的なテキストを追加しましょう。タグラインをサンセリフ体のInterstateで入力して、形容詞だけ筆記体のR41 Alphabetaに変え、3行に分けて垂直方向に整列します。楕円形ツールで、テキストの中ほどをクリックし、ShiftキーとAlt(Macではoption)キーを押しながらテキストを囲む円を作成します。「塗りと線を入れ替え」を実行してテキストが円の中央にあることを確認したら。空きスペースにドラッグします。この手順を繰り返して、対になるタグラインを右側にも作成します。最後に、この周りを縁取る金色の枠を追加しましょう。金箔の画像をドキュメントに配置します。長方形ツールでアートボード上をクリックして、アートボードのサイズである600 px × 300 pxと入力し「塗りと線を入れ替え」を実行します。線パネルで「線を内側に揃える」をクリックし、線幅を10 ptに設定します。この線を金箔のマスクに変えたいので、この線を単色のシェイプに変換する必要があります。シェイプを選択して「オブジェクト」「アピアランスを分割」とクリックすると、線ではなく塗りのシェイプになります。続いて、このシェイプと金箔の画像の両方を選択し「オブジェクト」「クリッピングマスク」「作成」の順にクリックします。これで金箔がクリッピングマスク内に収まり、電子メールのヘッダーが完成しました。後で使えるように.aiファイルとして保存します。web用に保存するには「ファイル」「書き出し」「書き出し形式...」「JPEG (JPG)」の順に選択して「アートボードごとに作成」をオンにし「解像度」に「標準 (150ppi)」を選択して「OK」をクリックします。同じヘッダーを繰り返し使っても構いませんし、少し違うデザインにしたければ、背景色を変えたり、発行日を追加したりしましょう。
テキストに工夫を凝らした洗練された電子メールのヘッダーを作成できるようになりました。これでニュースレターがしまって見えますね。以上、Super CreativeのSydney Michudaでした。ご視聴ありがとうございました。