デスクトップのIllustratorでパスを編集して、ロゴのディテールを調整していきます。
「飛行機が地球の表面から弾道を上がって宇宙に飛び出し、また地球に戻ってきて、それをループするみたいな。そんなイメージのロゴを考えました」
デスクトップのIllustratorを起動し、初期画面の「クラウドドキュメント」をクリックしてiPad版で作成したファイルを開きます。
iPad版で作成したファイルがない方は、サンプルアセットの「tutorial_02.ai」を開きます。
※Illustratorでの操作は、ワークスペースを「初期設定(クラシック)」に設定した場合の解説となります。

ツールパネルの「アンカーポイントの追加ツール」「アンカーポイントの削除ツール」「アンカーポイントツール」を使ってパスを編集し、ラフに描いたオブジェクトの形状をきれいに整えていきます。
アンカーポイントを編集する際、下記のキーボードショートカットキーでツールを切り替えると便利です。
・選択ツール(V)
・ダイレクト選択ツール(A)
・回転ツール(R)

「楕円形ツール」を選択してShiftキーを押しながら、地球に見立てた大きな正円を描きます。その円弧に、オブジェクトの一部がぴったり沿うようにパスを整えます。

三角形の各コーナー部分の線を少し太くして、オブジェクトにメリハリをつけます。
「ダイレクト選択ツール」でオブジェクトを選択し、「線幅ツール」に持ち替えてアンカーポイントを外側にドラッグすると線が太くなります。

デザイナー、有馬 智之さんの作品を使ったロゴデザインシリーズの続きをご覧ください。