Adobe Illustratorでは、様々な方法でテキストを クリエイティブに加工できます 今回は、ワープの機能とパス上にテキストを追加して ポスターを完成させます まず見出しをワープさせて、テキストに個性を出します 選択ツールでテキストを選択し オブジェクトメニューから 「エンベロープ」を選択すると 3つのオプションが表示されます 今回使用する「ワープで作成...」
では 既存のシェイプを使用してテキストをワープさせます 「メッシュで作成...」
では メッシュを定義し、テキストに適用して テキストを部分的に編集できます 「最前面のオブジェクトで作成」では 自分で作成したシェイプをテキスト上に配置して、その中で テキストをワープさせます 「ワープで作成...」
を選択すると ダイアログボックスが表示 様々なオプションやスタイルを選択できます 適用結果が確認できるよう「プレビュー」を選択してから いろいろなスタイルを試してみるとよいでしょう このポスターでは 「下弦」を使用します カーブの方向には、水平と垂直の いずれかを選択できます ここでは「水平方向」を選択します また、カーブの度合いも設定できます この例では「-20%」くらいに設定します テキストを水平および垂直方向に 変形することもできます これらのスライダーを「0%」にしてから 「OK」をクリックします 設定した内容に応じて、テキストがワープされました これは特別な種類のグループです エンベロープワープと呼ばれるもので ここで確認できます 選択してから変形ツールを使用して、シェイプや 中のテキストを編集できます 例えば、下にあるこのハンドルをドラッグして シェイプを縦長にし マウスボタンを離すと、テキストもそれに合わせて縦長になります 中のテキストは、この時点でも変更できます プロパティパネルで 「オブジェクトを編集」ボタンをクリックすると ワープシェイプではなく、テキストボックスが選択されます Tキーを押して文字ツールを選択すると テキストや書式を変更できます ここではテキストを「FOLK FEST」に 変更します テキストの編集を終了するには 選択ツールを選択します またシェイプを編集するには 「エンベロープを編集」ボタンをクリックします 封筒の中身のように、テキストもシェイプの中にあり ドラッグすると一緒に移動します 今度は、ここにパスを作成してテキストを追加しますが パスのカーブは、できるだけこのカーブに 合わせたいと思います 曲線ツールを使用します 曲線ツールを選択し まずは、この辺りをクリックして 次に、テキストの下のカーブに沿うように この辺りをクリックします。
おおよそでかまいません 最後にここをクリックして できあがりです パスを下に移動するには Vキーを押して選択ツールを選択し この辺りまでドラッグします パスの上にテキスト用のスペースができました パスにテキストを追加するには Tキーを押して文字ツールを選択します パスの任意の位置をクリックすると、そこからテキストが始まります 後で中央揃えしやすいように パスの開始点に移動し ポインターがこのような表示になったところでクリックすると サンプルテキストが追加されます テキストを変更しますが、まずは見やすいように 右のパネルでフォントサイズを大きくし 塗りのカラーも変更します Escキーを押してスウォッチパネルを閉じます 次に、サンプルテキストを変更します 「A CELEBRATION OF MUSIC, ART, AND FOOD」と入力します 「A CELEBRATION OF MUSIC, ART, AND FOOD」と入力します このようになりました テキストをパスの中央に揃えるために プロパティパネルで「中央揃え」ボタンをクリックします パス上の文字には、例えば配置など いくつかのオプションを設定できます Escキーを押してパス全体を選択します オプションにアクセスするには 書式メニューから 「パス上文字オプション」 「パス上文字オプション...」
の順に選択します 表示されたダイアログボックスで、「プレビュー」を 選択しておくと、適用結果を確認できます 効果を適用すると、テキストの見た目が変わります いい感じですね パスに対する、テキストの垂直方向の位置も変更できます 文字の間隔も変更でき 鋭いカーブや角度でテキストを使用している場合は 大きめの値を設定して 文字間の余分なスペースを取り除くとよいでしょう 「OK」をクリックすると、カーブしたテキストの完成です Illustratorでテキストを加工するクリエイティブな方法の1つとして テキストをカーブさせる方法をご紹介しました このテクニックを使って、ひと際目立つテキストを作成してみましょう
