新規ドキュメントを作成する際に 使用するページサイズを指定しますが 作業を始めてから、ページサイズの変更が 必要になることもあります このビデオでは ドキュメントのすべて、または一部のページサイズを変更する方法を 説明します このチュートリアルの練習用ファイルを ダウンロードして開いてください 初期設定では、ドキュメントウィンドウに1ページ目が表示されます ファイルのすべてのページを表示するには ページパネルを使用します ページパネルが表示されていない場合は 「ウィンドウ」メニューの 「ページ」をクリックします ページパネルに、ドキュメントの各ページのサムネールが表示されます これはポストカードの表と裏、2ページのデザインです ページサイズを確認するには 「ドキュメントの設定」ダイアログボックスを開きます これをおこなうには、「ファイル」メニューから 「ドキュメント設定」をクリックします 6x4インチのドキュメントであることがわかります このポストカードをデザインした後 8x6インチに変更したいと考えたとします ドキュメント内のすべてのページサイズを変更する場合も この「ドキュメント設定」ダイアログボックスを使用します 「幅」に"8 in" 「高さ」に"6 in"と入力します 「プレビュー」をオンにします ドキュメントウィンドウのページサイズは大きくなりましたが ページ内のオブジェクトのサイズと位置は変わっていません InDesign CCの初期設定では、オブジェクトはページの 中央に固定されており ページサイズの増減もページの中央を基準とします したがって、各ページのテキストと画像のサイズや位置は あとから自分で自由に調整できます しかし、「レイアウトを調整」をクリックして 新しいページサイズを設定すれば その設定にもとづき、コンテンツがちょうどよいサイズに 自動的に調整されます 「幅」に"8 in" 「高さ」に"6 in"を入力します 新規ページにフォントサイズを合わせるため 「フォントサイズを調整」をオンにします 「フォントサイズ制限を設定」はオフにします 「OK」をクリックします ページパネルで各ページのサムネールをダブルクリックします ご覧の通り、オブジェクトのサイズと位置が 新しいページサイズに合わせて 調整されています しかし、ポストカードを2つのサイズで作成することもありますね この場合は、元の6x4インチと新しい8x6インチですが 同じファイルで両方のサイズを作成できれば カラー、画像、その他の素材を再利用できて便利です 複数のサイズで作成する方法は まず、ファイルを元のサイズに戻して説明しましょう 「ファイル/復帰」をクリックします 確認のダイアログで「復帰」をクリックします まず、ポストカードの2つのページを複製します ページパネルで、1ページ目のサムネールをクリックし Shiftキーを押しながら、2ページ目のサムネールをクリックして 両方のページを選択します どちらかのページのサムネールを ページパネルの一番下にある「ページを挿入」アイコンにドラッグして マウスボタンを離します 両方のページの複製が作成されます しかし、複製したものも元のサイズと同じです そこで、複製したページのサイズを変更します ドキュメントウィンドウで3ページ目を表示するため ページパネルで3ページのサムネールをダブルクリックします Shiftキーを押しながら4ページ目のサムネールをクリックして 3ページと4ページを選択します これで両方のページのサイズを変更します ページパネルの一番下にある、「ページサイズの編集」ボタンから 「カスタム」を選択します 「幅」を"8 in" 「高さ」を"6 in"に変更します 「OK」をクリックします ページパネルのサムネールを見ると 不思議に思うかもしれません 3、4ページも1、2ページと同じサイズです これはページパネルのサムネールが 常に同じサイズで表示されるためです 実際のページサイズの違いを確認するには 「表示」メニューから 「ペーストボード全体」をクリックします 続けて、「表示」メニューから 「ズームアウト」を何度かクリックして 4ページすべてを表示します 3、4ページが1、2ページより大きいことがわかります 先ほどの例と同様に 3、4ページのテキストと画像のサイズや位置も 新しいページサイズに合わせて自由に調整できます ドキュメントのすべて、または一部のページサイズを変更する方法を 説明しました サイズの変更はデザイン作業中いつでもできます
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印刷およびデジタルパブリッシングのためのページレイアウトとデザイン
