ドキュメントにページを追加する

このビデオでは、新規ファイルの作成時にページ数を指定する方法と 既存のプロジェクトに ページを追加、および削除する方法を説明します 最新版のInDesign CCを起動し 「ファイル／新規／ドキュメント」を選択します 新規ドキュメントダイアログボックスが表示されます 表示される画面がこれと完全に同じでなくても問題ありません 4ページ構成のチラシを印刷用に作成しましょう 「印刷」を選択します すべて標準的な印刷用ドキュメントに設定されています カラーモデル、サイズ、ドキュメントプリセットなどです すべてのプリセットを表示させ「レター」を選択します 用意されたプリセットを使うのではなく テンプレートを使う方法もあります 目的に適したデザインの雛形として使用できます 「見開きページ」はオフにします 見開きページとは、雑誌のように開いたときに 左右の2ページが向かい合う形式ですが 今回は使用しないので 選択を解除します こちらをご覧ください ここでドキュメントのページ数を指定します しかし、厳密に考える必要はありません プロジェクトによっては 何ページになるか決まっていない場合もあるでしょう ポストカードを作成するのであれば 表と裏の 2ページとわかります また、4ページのニュースレターの印刷を 印刷業者に見積もり依頼した場合は 4ページで作成し、ページの増減をしないでしょう しかし、社内で印刷する説明書や PDFとして配信予定のドキュメントであれば ページ数を限定する必要はなく 後で追加することもできます およそのページ数を入力して 後で必要なときにページを追加します ここでは「ページ数」に"4"と入力します その他は初期設定のまま、「作成」をクリックして 4ページの新規InDesign CCファイルを作成します 新規ドキュメントの1ページ目が表示されます このドキュメントのページ数を確認するには ページパネルを使用します ページパネルが表示されていない場合は 「ウィンドウ」メニューから 「ページ」をクリックすれば パネルが表示されます ここに、各ページのサムネールが表示されます 次に、いくつかのページコンテンツを含む既存のファイルに さらにページを追加してみましょう 「ファイル／閉じる」をクリックして 保存せずに閉じます このチュートリアルの練習用ファイルを ダウンロードして開いてください ページパネルの 3ページ目をダブルクリックして ドキュメントウィンドウに表示します このドキュメントにコンテンツを追加するため 3ページと4ページの間に空白の新規ページを2ページ追加するとします これをおこなうには、「レイアウト」メニューから 「ページ」 「ページを挿入」をクリックします ダイアログボックスが表示されるので 「ページ」に"2"、「ページの後」に"3"を入力して 「OK」をクリックします ページパネルに 2ページ分の新規空白ページが追加されました 2ページ目をダブルクリックして、ドキュメントウィンドウに表示します 既存のページと似たレイアウトのページを増やすには そのページを複製する方法があります 2ページ目を複製して、新しく3ページ目を作成しましょう いくつかの方法がありますが 最も簡単なのは、2ページ目のサムネールをページパネルの一番下にある 「ページを挿入」アイコンにドラッグする方法です マウスを離すと、ドキュメントの最後にページが追加されます ページパネルで、そのページを2ページの後にドラッグすれば 新しい3ページとなります 次に、ページを削除する方法を説明します 空白の6ページ目とデザイン要素が入った7ページ目が いらなくなったとします これらのページを削除するには 6ページをダブルクリックしてドキュメントウィンドウに表示します Shiftキーを押しながら 7ページをクリックします ページパネルの6ページと7ページが青くハイライトされます 選択されていることを意味します ページパネルの一番下にあるごみ箱アイコンをクリックします 7ページには写真やテキストが含まれているため 警告ダイアログボックスが表示されます 「OK」をクリックして、2つのページを削除します ドキュメントへのページの追加は 今後何度もおこなうでしょう 新規ファイルの作成時だけでなく、デザイン中に いつでも、ページパネルからページを追加できます