このチュートリアルでは、Adobe InDesignで 文字をデザインし、このようなマストヘッド（和文誌の奥付に相当するページ）の見出しを作成します 雑誌やニュースレターなどの 見出しに最適です テキストを追加して書式を設定し アウトライン、つまりパスに変換します それをパスファインダー機能を利用してシェイプに結合します 最終的なマストヘッドは、この例のように 背景色を適用したり この例のように 画像を配置することもできます まず、好みのサイズと形で、フレームを作成します フレームには、カラーを適用、あるいは画像を配置します ここでは、まず四角形を描画し その形を編集します ツールバーから長方形フレームツールを選択します このデザイン上に Shiftキーを押しながら、ガイドの端から ドラッグし 正方形を描画します このくらいの大きさです マウス、キーの順に放します 大きさや形は自由ですが ここでは三角形を作成します 四角形のポイントの1つを削除します ダイレクト選択ツールでアンカーポイントを選択します まず、空白領域をクリックして選択を解除します アンカーポイントを個別に選択するために必要な手順です ポインターをコーナーポイントに合わせると ポインターの右下に小さなボックスが表示されます クリックして、選択します ポイントを削除するには DeleteまたはBackspaceキーを押します これで三角形になります シェイプを見やすくするため カラーを適用しましょう 右側のプロパティパネルで 「塗り」のカラーをクリックします テキストレイヤーが見やすいように明るいカラーにします 次にテキストを追加します ツールバーから文字ツールを選択して これぐらいの大きさのテキストフレームを作成し 大文字で入力します 「ON-SITE」 Escapeキーを押して、テキストフレームを選択します 書式設定として、太いフォントを選択し フォントサイズを大きくします 細いフォントや小さなテキストでは 効果が見えにくいからです フォントを変更するには フォントメニューをクリックします 既にお持ちのフォントを使用するか Adobe Fontsを使用したい場合には 「さらに検索」をクリックして フォント一覧を表示すれば、Adobe Fontsのフォントをアクティベートできます 「Rig Solid」を使用したいので 検索フィールドに 先頭の数文字「rig」を入力し フォント一覧をスクロールします 「Rig Solid Medium Lines」を見つけます これですね、下の方にありました 使用できるようにアクティベートします クラウドアイコンをクリックします 「OK」をクリックします アクティベートしたフォントは 選択可能となり、使用できます 書式の設定を続けます フォントサイズを96ポイントにするため 「フォントサイズ」に「96」と入力します ReturnまたはEnterキーを押します 文字間隔を調整して 幅を広げましょう トラッキングの値を大きくします テキストがフレームからあふれた場合は テキストフレームのコーナーを ダブルクリックして フィットさせます シェイプとテキストが準備できたので 後で変更できるように、コピーを作成します 理由は後でわかります 選択ツールを選択し シェイプとテキストをドラッグして選択します コピーを作成するには Optionキー（macOS） またはAltキー（Windows）を押しながら こちらにドラッグしてコピーを作成します マウスボタン、キーの順に放します この後、テキストとシェイプを結合します まず、テキストを編集可能なパスに変換します テキストをパスに変換するには テキストをクリックして選択して 書式メニューから 「アウトラインを作成」を選択します ここで、テキストの位置が適切か確認することが重要です シェイプと結合すると 位置の変更ができなくなるからです コピーは 後でテキストやシェイプを編集し、やり直したいときに必要です 結合するには シェイプと アウトライン化したテキストをドラッグして選択し 次に、オブジェクトメニューから 「パスファインダー」 「中マド」を選択します シェイプと重なるテキストパスを削除する設定です シェイプとアウトライン化したテキストが1つのオブジェクトになり カラーを適用したり 画像を配置することができます 画像を配置するには ファイルメニューから 「配置...」
を選択します お持ちの画像、またはチュートリアルのサンプル画像を選択して 「開く」をクリックします 画像をこのシェイプにフィットさせるため 右側のプロパティパネルで 「フレームに均等に流し込む」ボタンをクリックします 必要に応じて画像を ダブルクリックし ドラッグして位置を調整できます この状態で良さそうです この方法を使えば、様々なマストヘッドの組み合わせが考えられます ぜひ試してみてください コピー、テキスト、シェイプなど 多彩な方法でデザインできます このマストヘッドのコンテンツを Creative Cloudライブラリに追加すれば、簡単に再利用できます
