どこから編集すればいいか わからない画像や 仕上がりに なかなか満足できない画像って ありませんか そんなときは プロファイルを使うと 問題が解決するかもしれません ZEISSのアンバサダー、Kenneth Hines Jr.
です Lightroomで編集の 始めや仕上げに プロファイルを活用して 画像をクリエイティブに見せましょう プロファイルとは何でしょうか プロファイルはフィルターのようなもので Lightroomでは 編集パネルの上部にあり 画像をクリエイティブに見せる働きをします プロファイルによっては 適用量スライダーを 使用して 画像に適用する強さを 調整できます カメラマッチングプロファイルというのもあります これはカメラメーカーに固有の カラープロファイルで カメラに内蔵されています カメラマッチングプロファイルが Lightroomに表示されるのは そのカメラメーカーのRAWファイルを 使用しているときだけです 例えば、これらのプロファイルは ソニーのカメラのものです このニューヨークの画像を見ていきましょう これはまだ編集されていません カラー調整をどこから始めるか 迷ったら 目立っている色に 着目することにしています 最も目を引くのはタクシーの黄色です 背後のビル正面に 黄色とオレンジ色もあります そこで、黄色とオレンジ色を より暖かい色調にしましょう まず、編集パネルから プロファイルにアクセスします 上部でプロファイルを選択し ウィンドウアイコンをクリックして すべてのプロファイルを参照します いくつか選択して 画像にどう影響するか見てみましょう 暖かい色調ということで この「モダン03」を選択すると このように 写真の印象が 一変し 色調の暖かみが増します 「モダン07」はどうでしょう これは「モダン03」ほど 強くなく この写真では 色味の変化は 少ないのですが これも暖かみがあって いいでしょう 今度は少し趣の違うものを 見てみましょう 「ビンテージ07」は 古びた印象です タクシーが やや際立ち 周りの色味が 抑えられますが 他のプロファイルよりも 画像の印象が 変わります 編集の始めに使う プロファイルの例を ご覧いただきました 今度は、既に補正した 画像の仕上げに いくつかのプロファイルを 適用して どのような結果になるか 見てみましょう プロファイルは編集の最後に適用する方が 個人的には好みです 先ほど述べたように これは他の補正を 既に終えている画像です このままでも十分美しい ポートレートですが さらにクリエイティブに 見せましょう 「アーティスティック08」を選択すると 紫ブロンズがかった 豊かな印象が生まれ 暖かい金色がかった色調から かなり変化します このプロファイルの適用結果を 微調整するには 適用量スライダーで 効果を弱くしたり 強くしたりして 目指す画像に 近づけます この場合 効果を少し弱めて 60くらいにしましょう いい感じになりました これらの例を参考に 編集の始めや仕上げに プロファイルを活用して いただければと思います ぜひご自分の画像で試して アドビのコミュニティに 気軽に共有してください それには、この共有アイコンを選択して 「コミュニティに共有」をクリックします 皆さんの作品を楽しみにしています ZEISSのアンバサダー Kenneth Hines Jr.
でした ではまた次回
