シーン内の目立つカラーを編集して強調する

このチュートリアルでは Photoshopを使用して 写真内のオブジェクトの色を すばやく簡単に 変更する方法を説明します PhotoshopCAFEのColin Smithです Photoshopの「カラーを調整」機能を 使用すれば 写真内のオブジェクトの 色を簡単に変更できます まずは簡単な サンプルから始めます そして2つ目のサンプルでは 少し掘り下げて設定と オプションについて説明します このサンプルでは この赤い車の色を変更します コンテキストタスクバーが 表示されない場合は 「ウィンドウ」メニューから 「コンテキストタスクバー」を選択してください タスクバーで 「カラーを調整」をクリックします 色の付いた7つの円があります 最初の円は 画像のすべての色を調整します 他の6つの円は 画像内の最も目立つ色を 表しています 6つの円のいずれかを調整すると その特定の色だけが 調整されます 変更したい色に 一番近い円をクリックします ここでは赤い円をクリックします ここに色相、彩度、明度 という 3つのコントロールがあります 色相とは色そのもので 赤、オレンジ、黄色、緑、 青、紫、藍です 彩度はその色の量です 左へ移動させると 彩度が低くなり グレースケールになります 明度は色を 明るくしたり暗くします では色相を変えてみましょう -127くらいにすると きれいな青い影が付きます 明度を下げて 暗くしてみましょう これで より深い青になります 今度は彩度を調整してみましょう 青に鮮やかさを加えます 素敵なサントリーニ島の青を 表現できました 円の色が2色に 分割されたことにご注目してください 上は元の 変更前の色 下は 新しい色です 様々な影を 試してみましょう 彩度は一番低くしても OKです 明度を減らせば 黒に 明度を増やせば白になります その中間の あらゆる色を選べます この2番目のサンプルでは 設定を詳しく見ていきましょう このビクトリア朝風の画像では ソファに座る女性の ドレスの色を変えます 「カラーを調整」機能を使用しないと 面倒な選択操作が 必要となります 「カラーを調整」をクリックしましょう 右から2番目の この赤みがかったトーンを選択しましょう 色相を調整します 青くしてみましょう -113くらいが良さそうですね ドレスの色を調整すると 肌の色も一緒に変わったことに気づきましたか これは ドレスと似た色が 肌の色にも含まれるためです 肌の色を修正するため調整してみましょう 「カラーを調整」を使用すると レイヤーパネル内の レイヤーの上に 「色相・彩度」の調整レイヤーが作成されます プロパティパネルに移動します 表示されない場合は「ウィンドウ」メニューで 「プロパティ」を選択してください ここにも先ほどの円と 色相、彩度、明度の スライダーがあります プロパティパネルの 下までスクロールすると 色の付いた2つのグラデーションがあります 上のグラデーションは適用前の色 これが元の色です 下のグラデーションは 適用後の色です 右端のスライダーを 左へ動かすと 変更対象の色の量が 少なくなっていき 肌の色が 薄くなります 唇や目の周りに まだ青が残っています また頬の周りには ポスタリゼーションも見られます ポスタリゼーションが消えるまで もう少し左へ動かしましょう 10くらいがよいようです 色相を調整したので その調整が反映されていますね コンテキストタスクバーで 彩度と明度を調整できますが プロパティパネルでも調整可能です プロパティパネルで調整してみましょう 彩度を -18くらいにしてみます 明度も 同様に調整します 深い青にしたいので -31くらいにします 唇や目の周り、 ヘアラインに まだ青が残っています これは これらの領域の色が ドレスの色とよく似ているからです グラデーションのスライダーで 分離することもできますが レイヤーマスクを使えば もっと簡単に修正できます 「色相・彩度」の調整レイヤーの 右側には 白いボックスがあるのでクリックします これはレイヤーマスクで すべての調整レイヤーに組み込まれています ブラシを選択します 黒でペイントすると 調整レイヤーのコンテンツが 隠されます 描画色のスウォッチをクリックして 黒を選択し 「OK」をクリックします 不透明度と流量が100％に 設定されていることを確認してください 調整レイヤーを選択した状態で 元の色に戻したい領域を ブラシでなぞれば元に戻ります 「カラーを調整」機能を使用して 画像内の色を変更する方法を ご説明しました また色を微調整する方法と 希望しない色の変更を 戻す方法についてもご説明しました 自分の画像で試してみて どのように動作するのかご確認ください Colin Smithでした 別のビデオでお会いしましょう