アドビことはじめ クリエイティブカレッジ :Adobe Photoshopコース|実践バナー編では、全13講座の中で、全13講座の中で、商品を売るためのバナーを制作しながら、実際のクライアントワークで必要となる実践的なスキルを身につけることができます。まずはこの体験講座で、写真を中心としたバナーデザインの制作工程を、サンプル素材を使って実践してみましょう。
フォントを選ぶ
まずは今回のバナー制作に使用する素材を準備しましょう。3つの写真、テキスト、ロゴマークの計5つのサンプル素材を確認します。
初めに、「07-珈琲豆のサブスク販促バナーをデザインしよう.psd」ファイルを開き、あらかじめ配置されたテキストに、今回のバナーに適したフォントを適用します。Adobe Fontsから好みのフォントを探してアクティベートしましょう。

バリスタの写真を切り抜く
次に、2つの写真素材の切り抜きを行います。
サンプル素材の「03-バリスタ.jpg」を開き、コンテクストタスクバーの「被写体を選択」をクリックし、バリスタの部分を自動で選択します。選択しきれなかった部分は「クイック選択ツール」を使って選択範囲を追加します。
選択ができたらレイヤーマスクを作成し、背景が透明になったパリスタ画像をpng形式で書き出します。

コーヒーカップの写真を切り抜く
今度は「04-コーヒーカップ.jpg」を開きます。STEP2と同様に「被写体を選択」をクリックしてコーヒーカップを選択し、いったん選択範囲を保存します。
選択しきれなかったカップの取手の隙間を、ここでは「オブジェクト選択ツール」で選択し、先ほど保存した選択範囲と、この隙間部分の選択範囲を合わせます。
バリスタ画像と同様にレイヤーマスクを作成してpng形式で書き出します。

画像やテキストをレイアウトする
素材の用意ができたら、レイアウトを開始します。
背景となる画像「05-テーブルとコーヒー豆.jpg」の上に、テキスト、切り抜き画像、ロゴの素材をレイヤーで配置し、レイヤーの順番を入れ替えたり、画像の位置や大きさを調整したりしながら、レイアウトを整えていきます。
バリスタやコーヒーカップに目がいき過ぎないように、画像の隅を隠すなどの工夫をしてみましょう。

テキストの大きさや位置を調整する
最後に、伝えたいメッセージの優先順位を考えながら、テキストの大きさや位置を調整していきます。
特に目立たせたいキャッチコピーや金額の数字は大きく、それ以外は小さくするなど、文字にメリハリをつけることで、テキストを読みやすくしたり、重要な点を強調したり、デザインにアクセントをつけることができます。
全体のレイアウトのバランスを見ながらテキスト位置と大きさを超せれば、バナーの完成です。
