選択範囲からレイヤーマスクを作成する方法

Photoshop上達の鍵があるとすれば レイヤーマスクの攻略でしょう レイヤーマスクの基本を学ぶ チュートリアルシリーズはそのためにあります アドビ研修チームのJan Kabiliが このショートコースを担当します このチュートリアルでは、自動選択を使って 最速でレイヤーマスクを作成する方法を紹介します 写真の背景を入れ替える最適な方法を学びながら 画像をこちらから、こちらに変えてみましょう 画像をこちらから、こちらに変えてみましょう Photoshopの熟練者でなくてもわかる内容ですが コースを最大限に活用するには レイヤーと選択範囲の基礎知識を確認しておいてください まず、選択範囲からレイヤーマスクを作成します 使用する画像には2つのレイヤーがあります 上のレイヤーはフェンス前のフォトグラファーの写真 下のレイヤーはぼかした街の風景です このレイヤーでフェンスを置換し フォトグラファーの背景を新しくします 置換するならば、削除すればいいと思うかもしれませんが それでは画像が永久に改変され 後で気が変わっても 簡単に元に戻すことができません そこで永久的消去ではなく、レイヤーマスクを使って 一時的にフェンスを隠すことにします しかし、レイヤーマスクの使い方がわかりませんね このチュートリアルでは、レイヤーマスクを作成する 最も簡単な方法 自動選択範囲を作成し、マスクにする方法を紹介します レイヤーパネルで、上のフォトグラファーのレイヤーが 選択されていることを確認します このレイヤーにレイヤーマスクを追加するためです 次に、フォトグラファーを選択します お好みの選択方法で構いませんが、「被写体を選択」は簡単に 自動選択できるのでお勧めです このフォトグラファーのように、対象となる被写体が明確な場合は たいていうまくいきます 選択範囲メニューから 「被写体」を選択します これで「被写体を選択」コマンドが適用されます フォトグラファーの周囲を見ると 点線が動いているのが見えます フォトグラファーの周囲や腕の上のフェンスが見える フォトグラファーの周囲や腕の上のフェンスが見える 細かい部分も、うまく選択されていますね これで選択はできたので ワンクリックで選択範囲をレイヤーマスクに自動的に変換します ワンクリックで選択範囲をレイヤーマスクに自動的に変換します レイヤーパネルの一番下にある 四角形の中に丸が入ったアイコンをクリックします 「レイヤーマスクを追加」ボタンです これでレイヤーマスクが作成され フォトグラファーのレイヤーに 新しいサムネールが作成されました 次の手順はオプションですが レイヤーマスクを詳しく見るには Option/Altキーを押して、サムネールをクリックします ドキュメントウィンドウにレイヤーマスクが表示されます ここでは、マスク上で選択されている部分が白 ここでは、マスク上で選択されている部分が白 選択されていない部分が黒で示されます レイヤーマスクの作成時に選択範囲が指定されていたため 自動的に黒い部分が設定されました ブラシやグラデーションを適用したり 選択範囲を作成して塗ったり 手作業で黒と白を追加する必要がないため 時間と手間を省くことができます 手作業で設定する方法は、別のチュートリアルで紹介します レイヤーマスクで重要なことは、黒はマスクレイヤーのコンテンツを隠し レイヤーマスクで重要なことは、黒はマスクレイヤーのコンテンツを隠し 白はマスクレイヤーのコンテンツを表示することです 通常の表示に戻り、この画像への効果を確認しましょう レイヤーマスクのサムネールをOption/Altを押しながらクリックします レイヤーマスクの黒い部分はフォトグラファーを隠して レイヤーマスクの黒い部分はフォトグラファーを隠して 下の街並みを表示しています 白い部分はフォトグラファーを表示しています 期待通りの結果ですね これでほぼ終了ですが、はじめての方には これでほぼ終了ですが、はじめての方には このチュートリアルで重要な4点を覚えておいてください このチュートリアルで重要な4点を覚えておいてください その1、レイヤーマスクを簡単に作成するには 自動選択範囲を作り、それをマスクに変換します その2、これは新しいレイヤーマスクを作るだけでなく マスクを黒と白で塗ります 選択範囲がないところは黒 選択範囲があるところは白と区別します その3、黒はマスクレイヤーのコンテンツを隠し 白はマスクレイヤーのコンテンツを表示します その4、クイックテクニックの結果は 非破壊式の可逆的なレイヤーマスクで、いつでも変更できます 画像の背景を置換する際などに最適な方法です -