長い間待ちわびていた ツールを 紹介します James Bonannoです 専業のビデオ編集者 映画製作者 コンテンツクリエイターとして 主にYouTubeチャンネルや 旅行業界のクライアント向けに 旅行に関する 映画や動画を制作しています 私は常々 撮影の事前準備と計画に 多くの時間を費やします それにも関わらず Bロールを撮りすぎてしまう 傾向があるのです 最も時間を要するのは 編集前に すべての映像素材を吟味して フォルダーに分け Premiere Proで並べる作業です Premiere Proに新しく AIを活用した メディアインテリジェンスと 検索機能が搭載され 説明を入力するだけで(リリース時は英語のみ) 編集前に必要なクリップを 見つけ出せるようになりました メディアインテリジェンスとは何でしょうか メディアインテリジェンスは コンテンツのビジュアルを分析し ユーザーが自然言語を用いて 映像を検索できるようにします 実際にPremiere Proで メディアインテリジェンスの 機能を見てみましょう Premiere Proを開いて まず最初に 検索パネルボタンを クリックします 右上隅にあります 今回はすでに すべての映像を分析済みですが マシンの処理速度によっては 数分かかることもあります メディアインテリジェンスはビジュアルを分析しますが 検索パネルでは 文字起こしのテキストや メタデータを検索できます これは、ドローンパイロットで マップアーティストの 義兄と取り組んでいる プロモーション プロジェクトです 様々な映像が 含まれていますが まずドローン映像を検索しましょう 「すべての設定」で 検索すると たくさんのビジュアルがありますね 義兄が撮った大量の ドローン映像です ビジュアルのみをすべて表示しましょう これは大まかな 検索なので 多種多様な ドローン映像が含まれています ご覧のように 単に「drone」で検索すると 結果は1000件以上です これを絞り込むには どうすればいいのでしょう できるだけ具体的な プロンプトを 入力する必要があります 義兄と一緒に 映画用のシーンを シネマカメラで撮影した 映像がたくさんあるので 「すべての設定」で 「red truck」を検索しましょう すると検索結果は8件です このクリップを見ると 手前にREDカメラのトラックが ありますね このように とても簡単に 目的の瞬間が 見つかります 次に、義兄のオフィスの中に 場面を移しましょう 検索フィールドに 「office tight shot camera」と入力します これをダブルクリックすると オフィスの素敵な ショットですね これでドローンで撮影した オフィスの映像を 除外できるのです 冬のショットが必要なら 季節で検索することも できます 「すべての設定」で 「winter」と入力して 検索結果を見ると 「ビジュアル」の結果は 65件です すべてを表示すると どのドローンショットも 冬のものです すばらしい機能ですね これらのクリップを さらに絞り込むことも できます 例えば、日中ドローンで撮影した 冬山のタイトショットが 必要な場合 プロンプトをできるだけ 詳しく記述すれば クリップが絞り込まれます 被写体をハイライトする 別のプロンプトを試しましょう 「male tight shot」で 検索します 結果は9件です これは手が写っている 実に良い タイトショットですね すべてのビジュアルを表示して クリップを開くと 自動的にインポイントが 作成されます 別のショットを見ると カメラアングルの分析が 良くできていますね 検索のキーワードと 記述を 詳しくするほど より良い結果が得られます この機能の魅力は 求めているアングルや タイプのショットが 見つかることだと思います この場合 欲しいのはタイトショットです 「ビジュアル」設定なので ビジュアルが表示され このようにシーケンスが 抽出されています 「すべての設定」にすると これらはすべて 求めているタイトショットで そのために撮影したものです この男性の タイトショットには メディア検索機能で 検索したことで インポイントとアウトポイントが 作成されています 「tight shot male truck」で検索し 簡単にこれをタイムラインに ドラッグ&ドロップできます より具体的に ロケーションや カメラアングル 被写体 特徴を 説明すれば より良い結果が得られます まだ新しいツールなので 今後さらに洗練され 編集やワークフローを もっと効率良く 開始できるように なるでしょう ぜひこの機能を 活用して 制作にお役立てください
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