はじめに
[Dave Ko]:こんにちは、 モーションデザイナーのDave Koです。
Adobe Premiereを使い始めて 数十年になりますが、 ワークフローを効率化する 新機能が登場しました。
AIを活用したオブジェクトマスクです。
これを使えば、ロトスコープ作業に 何時間もかけることなく、 Premiere内で数回クリックすれば きれいなマスクを作成できます。
このビデオでは、背景を削除して 別の背景に置き換える方法をご紹介します。
Remove_and_Replace_Background というプロジェクトを開くと、
被写体を選択してマスクする
2つのクリップが表示されます。
まず、Firefly_created_AlienWorldクリップを タイムラインにドラッグします。
これが背景動画になります。
次に、Adobe Stockから取得した Astronaut_video.movクリップを エイリアンのクリップの 上のトラックに配置します。
今の宇宙飛行士の背景は、 意図しているものと違うので、 エイリアンの世界に 変えようと思います。
オブジェクトマスクを使って 宇宙飛行士を分離しましょう。
ツールバーから オブジェクトマスクツールを選択します。
宇宙飛行士の上にカーソルを合わせると、 赤いオーバーレイが表示されます。
Premiereによって被写体が 検出されたのです。
クリックする前に、 クリップをスクラブして マスクするメインオブジェクトの 妨げになる可能性のある 物がないか確認します。
形状に大きな変化もなく 問題なさそうなので 先に進みましょう。
宇宙飛行士をクリックして オブジェクトマスクを作成します。
マスクされていない部分が 残っている場合は、 その部分を囲むようになぞれば、 マスクに含めることができます。
ではトラッキングしましょう。
マスクをトラッキングして調整する
「エフェクトコントロール」に移動します。
その前に、宇宙飛行士のクリップを 選択しているか確認して、 正しい情報が表示されるようにしましょう。
「割り当てられていないマスク」の下に 「オブジェクトマスク」が表示され、 その下に「トラッカー」ボタンがあります。
1フレームずつ、順方向、 または逆方向にトラッキングできます。
ここでは双方向にトラッキングする 中央のボタンを使用します。
ここでPremiereが魔法のように AIを活用したオブジェクトマスクを使用して このマスクをトラッキングします。
ロトスコープ作業は不要。
Premiere内で完了します。
スクラブしていくと マスクが少し崩れている 部分があるので、 その周りをカーソルで囲んで マスクに含めます。
再度、1フレームずつ進め、 マスクされていない部分を囲みます。
この細かい作業を繰り返すのです。
この部分は早送りして 時間を節約しましょう。
これでかなり良くなりました。
分離する前に 不透明度にマスクを適用する 必要があります。
エフェクトコントロールパネルを開いて、
被写体を新しい背景に合成する
オブジェクトマスクを 不透明度プロパティにドラッグします。
これで背景が消えて 下にあるエイリアンの世界が現れます。
スクラブしていくと、 宇宙飛行士のエッジが 少し暗くなっているのがわかります。
これを補正するには、「拡張」を -3.0程度に設定して、 マスクを小さくします。
次に少しぼかしを加えて エッジを柔らかくし、 自然に馴染ませます。
それほど手間をかけずに、 AIを活用したオブジェクトマスクで、 背景をFireflyが生成した エイリアンの世界に置換できました。
面倒な作業をAIに任せて、 Premiere内で完了するので、 クリエイティブな作業に集中できます。
ぜひ次のプロジェクトで試して、 被写体を別世界に 移動させてみてください。
次のチュートリアルでお会いしましょう。
