ウェディング写真用のカメラ設定.
ウェディング写真の基本と、さらにクリエイティブで魅力的な写真にするための撮影ヒントをご紹介します。
プロのウェディングフォトグラファーではなくても、結婚式は、楽しく写真撮影を練習できる絶好の機会です。結婚式には多くのアクションがありますし、良く撮れたショットは新郎新婦にあげることもできます。次に参加する結婚式で撮影する時には、次の4つのクリエイティブなテクニックを試してみてください。
シルエットを捉える
影と光を利用すると、結婚式中のポートレートに相応しいドラマチックな雰囲気を加えられます。HDR設定があるカメラを使用している場合は、強いコントラストが欲しいときはオフにしておくのがベストです。オンになっていると、影の中の不要なディテールを拾い上げ、ドラマチックな効果が薄れる可能性があります。
シャッタースピードは上げる
キャンディッド・ショット(被写体に気づかれないように撮影する写真)は、動きを通して感情を捉えたい場合に有用なテクニックです。フラワーガールがドレスを揺らしている様子など、式の一日の中で起こる様々な動きに注目し、出来る限りブレさせずに撮影しましょう。つまり、シャッタースピードは上げておくべきです。
低いF値で撮影する
テーブルの飾り付けから、段になったカップケーキまで、様々な被写界深度を試せる静止オブジェクトがたくさんあります。低いF値(浅い被写界深度)で撮影すると、被写体が鮮明に写り周囲はピンぼけになった写真が撮れます。こうしてわざとぼかし効果を与えることで、美しく印象的な写真になります。色々な場面で試してみてください。
日本発祥の「ボケ効果」を試す
「ボケ」テクニックを活用すると、ぼやけた光の点が作り出せ、華やかで特別感のあるウェディングフォトが撮れます。そのためには、F値を低く設定することが重要です。1.2か1.4が理想的です。また、被写体にピントを合わせながら十分な光を取り入れるためには、シャッタースピード設定も大事です。当日までに両設定を試して練習し、このテクニックを使いこなせるようになっておきましょう。
さらにインスピレーションを得られる写真のヒントやテクニックもご覧ください。
結婚式の写真をはじめて撮るなら、**Adobe PhotoshopとLightroom**でできることも学びましょう。