
生成AI「Adobe Firefly」のビジネス活用の未来図と現在取り組むべきポイント
- DMM.com社で実践される生成AI時代のデザイナーマインドと共創
オンデマンド
Adobe Firefly は世界中のクリエイターやデザイナーが活用するクリエイティブ領域の生成AIです。一般提供を開始してから約1年が経過し、ビジネスにおけるクリエイティブを強化するための、包括的なソリューションとなるべく、画像生成にとどまらず、動画、音声、3Dといったクリエイティブ領域への拡張も視野に入れながら継続的なアップデートや改善を続け、クリエイターやデザイナーの創造性を拡張し続けています。一方、企業における活用時は全社・組織でのガイドラインに沿った活用も求められています。
本セミナーでは、DMM.com社の活用事例から、準備段階のアクションと今後の可能性をご紹介いただき、アドビより企業活用を促進するAdobe Fireflyの安全性と信頼性を考慮した設計思想と最新アップデートを紹介します。
[Session1]
生成AIを受け入れ共創できるデザイナーマインドへ - プロセス改革を想定したデザイナーの準備 -
合同会社 DMM.com 齊藤 卓真 氏
生成AI元年と言える2023年に、Adobe Fireflyがリリースされ約1年。生成AIの様々な批評の中、DMMでは「生成AIの可能性」と向き合えるデザイナーマインドの形成に時間を費やしてきました。その取り組みの中で「分担と共創に向けたデザイナー側の準備」として行ってきた様々なアクションをご紹介します。
[Session2]
企業のクリエイティブを強化する生成AI “Adobe Firefly” - 安全性と信頼性を考慮した設計思想 -
アドビ株式会社 三好 航一郎
企業における生成AIの活用は、組織でガバナンスを効かせてガイドラインに則って生成AIを活用するための下準備が整ってきたことで、より実践的な取り組みが各社で活発化しています。アドビの長年に渡るAIへの投資、研究開発の延長線上にある生成AIである “Adobe Firefly” の最新機能から安全性と信頼性を考慮した設計思想まで、デモとともに最新アップデート情報をお伝えします。
スピーカー
[講師]
齊藤 卓真 氏
合同会社DMM.com テクノロジー本部 デザイン部
事業会社でデザイン・ディレクション経験を経て2016 年にDMM 入社。
新規事業のデザインリードを務めた後、複数の事業に開発支援を行うデザイン組織を組成し現職。その後も全社横断へ組織を拡大。
「主体性」と「デザイン+α」のスキルで事業貢献するデザイナー集団を目指す。
[講師]
三好 航一郎
Senior Strategic Business Development / Community Lead
エンタープライズ製品戦略部にてCreative CloudのUI/UX、およびCollaboration領域をメインに新規市場の開発、戦略立案、実行、啓蒙、および利活用促進に従事。10年以上に渡り広告系制作会社にて幅広いデジタル・クリエイティブのディレクターとしてコンテンツ制作の体験設計に情熱を注いできた。