前回は粉砂糖をまぶしたシートケーキを作成し カラフルな背景を付けました 今回は、シンボルを使ってボケエフェクトを加え アニメーションの準備をしましょう ボケとは、レンズによる写真のピンボケのことです ここではグラフィックを再利用してシンボル化し、その効果を模します 新規レイヤーで、線のない円を作り 塗りのカラーを「放射状グラデーション」にします 塗りのカラーは淡い黄色、不透明度は約80% 外周の不透明度は0%にします シンボルに変換するため、「修正」 「シンボルに変換」を選択します または、F8キーを押します ムービークリップ、ボタン、グラフィックの3種類があります ムービークリップは独立したタイムラインを持ち コードで制御できます ムービークリップには追加オプションがあります 描画やフィルターなどです ボタンは複数の状態を持ち、アクティビティに反応します ロールオーバーやマウスクリックなどです グラフィックシンボルは、メインタイムラインと同期し 同じ画像を参照する複数のインスタンスの作成に適しています 今回はフレームピッカーとリップシンクは使用しませんが グラフィックシンボルでのみ実行できる機能です では、ボケを模したグラフィックシンボルを作成しましょう ALT/Optionキーを押しながらドラッグして、コピーを作成します シンボルのインスタンスは、複製のようにサイズは増えません サイズ、カラー、不透明度を変更しても オリジナルへの参照は維持されます いくつかを選択して、変形パネルを開きます 縦横比が固定されていることを確認し、サイズを変更します 必要に応じて位置を調整した後 すべてを選択し、高度なレイヤーを使用して 描画モードを適用します オブジェクトどうしをブレンドすることで、面白い効果を出せます 選択したモードに応じて、オブジェクトのカラーと 下のカラーがブレンドされます 「フレーム」タブの「描画」セクションに移動します 「乗算」など、描画モードには暗くする効果もあります 「乗算」では、背面の色が オブジェクトの基本色と乗算されます ブレンドするオブジェクトが白でない限り、結果は暗くなります 「スクリーン」はその逆です 逆数を乗算するため、オブジェクトが黒でない限り 結果は明るくなります 「オーバーレイ」はその両方の組み合わせで 暗いカラーはより暗く、明るいカラーはより明るくなります オーバーレイでは、ボケを明るく保ち、グラデーション背景の 暗い部分に溶け込ませることができます 次に、テキストをアニメーションにしましょう レイヤーのテキストは、シンボルでなくてもアニメーションになります 高度なレイヤーでは、コンテンツがシンボルのように扱われるからです テキストを入力し、整列と分布を整えます プロパティパネルの文字セクションで、レンダリング設定を 「アンチエイリアス(アニメーション優先)」にすると テキストのアニメーションがスムーズになります さらにエフェクトを加え、テキストをアニメーション化します テキストブロックをシンボルに変換して、必要なエフェクトを加えます ベベルフィルターを加えて、文字を少し浮き上がらせます テキストをアニメーション化する準備が整いました
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ゲーム、アプリ、web 向けのインタラクティブなアニメーションを作成
