[train simple アドビ認定トレーニングセンター] [このビデオはtrainsimple.comの「Frash CCのHTML5ワークフロー」からの抜粋です] Flashで表現力豊かなパスを作成するのは、簡単なことではありませんでしたが このたびFlashに線幅ツールが搭載されました これはAdobe Illustratorの線幅ツールとまったく同じものです 線幅ツールには、パスに線幅ポイントを追加できる機能があります この線幅ポイントを使って、パスの線幅をコントロールできます では、具体的にその機能を見ていきましょう まず、タイムラインの下のアイコンで新規レイヤーを追加します このレイヤーには「line」という名前をつけます それから、線ツールを選択しましょう 線ツールを選択した状態で、プロパティパネルで線のカラーを選択し 線のサイズも設定します 見やすいように、線のサイズを2ぐらいに設定しましょう スタイルメニューは以前と同じですが、ここに新しく幅メニューが追加されています ここで、あらかじめ読み込まれている様々な線幅プロファイルを選べます ここではデフォルトの「均一」にします。
これは何の変化もない 均等な線を作成するということです ではカーソルをステージに移動させ、クリック&ドラッグで新しい線を引きましょう 新しく作成した線は均等になっていますが、部分的に太さを 変えたいという場合に、この線幅ツールが威力を発揮します 線幅ツールを選択した状態で カーソルをパスに合わせると、このように、カーソルがプラスマークの付いた矢印に変わり 矢印の下に小さな白い点が現れます。
これはインジケーターで、クリックすると 線幅ポイントが追加されます では、クリックして線幅ポイントを追加しますが、マウスボタンは押したままで 下側にドラッグすると、ご覧のように、そのポイントの部分のパスの 線幅が太くなります 線幅ポイントは1本のパスにいくつでも追加できます ここではクリックしてもう1つ追加しましょう。
今度は上側に ドラッグしてパスを細くします 線幅ポイントは、削除することもできます 削除する線幅ポイントを選択し、ハイライトされた状態でDeleteキーかBackspaceキーを押します さて、お気付きでしょうが、このハンドルをドラッグすると 線幅は均等に変更されます 線の上下が同じように広がります。
しかし、上だけ、または 下だけでもコントロールできます MacではOptionキー、WindowsではAltキーを押しながら クリック&ドラッグすれば、ご覧のように、パスの下部だけでも 変えられます 線幅ポイントは、クリック&ドラッグだけで移動できます また、Shiftキーを押しながらクリック&ドラッグすれば、このように 線幅ポイントを全部一緒に移動できます さて、最初に作成したときとは随分違った線になりましたね これが気に入って、線幅プロファイルとして使いたいという場合は 選択ツールでこの線を選択すれば ここに新しい線幅プロファイルとして表示されます この線を変更した場合は、プレビューに反映されます このプロファイルを保存したいという場合は このプラスマークをクリックすれば、プロファイルに追加されます 今回は追加したいので、このプラスマークをクリックします このプロファイルには「Matt's Profile」と名前を付けましょう それから「OK」をクリックすると、このように メニューから利用できるようになります ただ、それよりも先に、ここにある様々な線幅プロファイルを 試してみるのが良いでしょう 既存のプロファイルの中に使えるものがあるかもしれません とはいえ、ご覧いただいたように、自分でもすぐに線幅プロファイルを作成できます さて、これで、この橋のようなものもFlashで簡単に作成できます このようにきれいなカーブを描く必要もありません 線ツールを選択した状態で 均一プロファイルを選択し クリック&ドラッグで1本の線を引きます このような線が引けたら、選択ツールを選択します それでこの線を選択したら、サイズを少し下げましょう サイズを1に下げたら 先ほどのように、カーソルを線に合わせます すると矢印カーソルの下に、小さなカーブのアイコンが現れるので クリック&ドラッグで線を上に曲げます ご覧のとおり、同じパスができました 次に線幅ツールを選択して 線幅ポイントを追加し、クリック&ドラッグで線を広げます こうすれば、このような橋も簡単に作成できます 線幅ツールを使えば、表現力豊かなブラシストロークが描けるうえ それをアニメーションにすることもできます では、その方法を簡単にご紹介しましょう ここにシェイプがあります。
このシェイプは線幅プロファイルが関連付けられています 線幅ツールを選択すると、線幅ポイントが使えるようになります ここでフレーム20に移動し、F6キーを押してキーフレームを挿入します 次に、この線幅ポイントをクリックして選択し そのままハンドルを内側にクリック&ドラッグします すると、シェイプ全体の幅が狭くなります これがフレーム20、こちらがフレーム1の状態です フレーム1を右クリックまたはCtrlキーを押しながらクリックし、「シェイプトゥイーンを作成」を選択します シェイプトゥイーンを作成したら、ReturnキーかEnterキーを押して再生すると 線が細くなっていきますね これを使えば、キャラクターアニメーションや特殊効果などの可能性が広がります 様々な線幅プロファイルを作成できるだけでなく Flashだからこそ、それをアニメーションにもできるのです [train simple:総合的なテクノロジーのトレーニングをお手軽に] [アドビ認定トレーニングセンター]
