3Dオブジェクトの移動と配置

このビデオでは、3Dの基礎として オブジェクトを動かして配置する方法を学びます 3Dを扱う場合のポイントは オブジェクトの配置は現実の世界と同じということです オブジェクトには幅、高さ、奥行きがあり それぞれX座標、Y座標、Z座標で表されます 手前や背後に何が表示されるかは、カメラとの位置関係で決まります 1つのDimensionドキュメントが1つのシーン、つまり仮想空間で そこにオブジェクトを配置します シーンパネルには、シーンにあるすべてのオブジェクトが表示されます オブジェクトは、シーンパネルまたはカンバス上でクリックして選択します 複数のパーツから成るオブジェクトの場合は 選択すると、自動的にシーンパネルのレイヤーが展開され、各パーツが表示されます オブジェクトを動かすには、変形ツールを使用します 変形ツールには、選択 移動 拡大・縮小 回転ツールがあり、ツールバーの上部から選択できます まずは選択ツールを使ってみましょう オブジェクトを配置するときに最もよく使うツールで ショートカットのVでもアクティブにできます 選択ツールがアクティブになったら、カンバス上またはシーンパネルでオブジェクトを選択します 選択ツールのウィジェットが表示されます ピボットハンドルを使用すると、サーフェスに沿ってオブジェクトを動かし グランドプレーンや他のオブジェクトに簡単にスナップできます Command（WindowsではCtrl）キーを押しながらピボットハンドルをドラッグすると シーン内のオブジェクトを動かすことができます オブジェクトは常に、現在のカメラビューに対して平行に移動します ウィジェットを使わずに、オブジェクトをクリック＆ドラッグすると グランドプレーンに対して平行に移動します 他のハンドルを使用すると、3つの軸に沿って、移動、回転、拡大・縮小ができます 緑はY軸、赤はX軸、青はZ軸です 矢印型のハンドルを使用すると、オブジェクトが軸に沿って移動します 円型のハンドルを使用すると、オブジェクトが軸を中心として回転します 四角形のハンドルを使用すると、オブジェクトが軸に沿って拡大・縮小します Shiftキーを押しながら操作すると、比率を保持したまま拡大・縮小できます オブジェクトを動かす方向は オブジェクトに合わせるか、シーンに合わせるかを 「傾きをシーンに合わせる」オプションの切り替えで変更できます この切り替えは、ショートカットのQでもおこなえます これにより、オブジェクトをすばやく自由に動かせます ここで重要なことは プロパティパネルでは、常にオブジェクトの位置表示が シーンに合わせた表示になっている点です カンバスの左下に表示されたシーンアクセスウィジェットで、プロパティパネルと シーンの方向を確認するようにしましょう このビデオを観て、3Dオブジェクトを動かし 配置する方法がわかったら ぜひ作品づくりに挑戦してみてください