写真に映った要素を除去したいことや 新たな要素を加えたいことはありませんか Adobe Fireflyがあれば可能です 私はJesús Ramirezです 生成塗りつぶし機能を使って 数回のクリック操作と 簡単なプロンプトだけで 旅行パンフレット用の 画像に要素を加えたり 空間を足したり 余分な要素を消したりする方法を紹介します Fireflyのwebサイト firefly.adobe.comで 「画像」タブをクリックし 「生成塗りつぶし」をクリックします そこから 画像をアップロードボタンをクリックして コンピューター上の写真を選ぶか このボックスにドラッグするだけで 写真をアップロードできます 旅行パンフレットに使う 写真ですが 少し手直ししてから 発行したいと思います まず、赤いシャツの男性がちょっと邪魔なので この人を取り除きましょう 左側のツールバーには 画像の編集に使うツールや ワークスペース内で画像の場所を動かす 移動ツールなどがあります 最初に削除ツールを有効にして さらに「追加」をオンにしておきます これで 選択範囲の追加ができるようになります 次に、おこないたい作業に合った 細いブラシを選ぶために このメニューの 「ブラシ設定」を使います コントロールは3つ 「ブラシサイズ」は ブラシ先端の太さ 「ブラシの硬さ」は 先端の柔らかさ 「ブラシの不透明度」は 及ぼす効果の強さを調整します とはいえブラシの太さの変更は 個人的にはスライダーよりも キーボードショートカットで おこなうのが簡単です ブラシのサイズを変えるキーは 日本語キーボードでは @キーと [ キーで Enterキーの左にあります これくらいの太さでいいでしょう 背景にいる男性の部分を このブラシでこすります チェッカーボード模様は これから生成するコンテンツの 入る場所を示しています 男性を塗りつぶしたら 削除ボタンを押すと 数秒後に生成バリエーションが 3つ表示されます 見事にすっかり消えました 明るさ、遠近感から 被写界深度まで再現されて 本物の写真のような結果が得られます 矢印アイコンをクリックして 別の生成結果と見比べてみても 同じくらいの出来です これらで納得できない場合は 「さらに生成」ボタンを押して 3つのバリエーションを生成できます 今回は、さらに生成する必要はないでしょう 私には十分満足できる出来です 「保持」ボタンを押して この生成結果を画像に反映させ 作業を続けます 削除ツールは 邪魔なモノが人物と重なっていても きれいに消すことができます 例えば、この人のバッグは目立っていて バカンスの気楽なムードを出すには ちょっと邪魔です 消してしまいましょう さっきと同じ削除ツールを使いますが 範囲指定にコツがあります 細いブラシでオブジェクトの輪郭をなぞって それからキー操作で ブラシを太くして 中を塗りつぶします うまく範囲指定ができたので 削除ボタンをクリックします またしても、画像の内容にマッチした 見事な処理結果が出ました このバリエーションが一番よさそうなので 「保持」をクリックします さらに、気楽なヨーロッパの バカンスの雰囲気を演出しましょう この人に 袖まくりさせるのはどうでしょうか 特定の内容を付け足すときは 「挿入」をクリックします 使い方の要領は 削除ツールとよく似ていますが 挿入ツールの場合は テキストボックスが出て 生成内容に対する指示の プロンプトを書くことができます まず最初の手順は 腕の範囲選択です 微妙な指定ができるように キー操作で ブラシサイズを細くしてから 腕の部分をこすっていきます 塗り残しがないように 気をつけて それから「まくり上げた袖」と入力し 「生成」をクリックします ひとつ目はとてもいい出来ですね 他はどうでしょう どれもなかなかですが ひとつ目が最高なので これを選んで「保持」をクリックします この画像の出来は本当に気に入りました 複数のキャンペーンと プラットフォームに 幅広く使えそうです それには様々な縦横比への 対応が必要ですが Adobe Fireflyがあれば 簡単なことです 拡張ツールを使って 画像の周囲を補完し どんなサイズにも合わせられます 拡張ツールを有効にしてから 最適なプリセットを プロジェクトに応じて選びます ここでは「自由形式」を選び ハンドルをドラッグして 手動で幅を設定します 左側に余白があるレイアウトにしましょう 三分割法ガイドを使って 顔の場所を右上のクロスに合わせます 撮影場所などの具体的な要素を 指定する場合は プロンプトで指示できますが 何も入力しなければ 写真の内容にもとづいて自動生成されます 今回はプロンプトを書かず 「生成」をクリックします 縦長だった画像に 左側のコンテンツが付け足されて 横長の形式が生成されます 最適なバリエーションを選びましょう これを使うことにして 「保持」を押します 挿入ツールを選ぶと オーバーレイなしで画像を確認できます とても美しい画像ができました 完全にイメージどおりです このように生成塗りつぶしでは 元の画像に対して手軽に 要素の追加と削除、画像拡張ができます ぜひ試してみてください 以上、Jesús Ramirezでした ご視聴ありがとうございました
