チュートリアル記事初級5 分

Illustratorでパターンを作成し、カラーを調整する方法 - 慣れた作業こそ、見直しどき!

パターンの作成は、Adobe Illustratorで頻繁に行う作業の一つです。これまでは、パターンの元になる素材を一から起こしたり、作成したパターンのカラーを手動で調整したり、時間と手間がかかるものでしたが、今のIllustratorならパターンの作成も調整も、生成AI機能を活用して短時間で行えます。

必要なもの
アプリ内で使ってみる

作業に入る前に、サンプルファイルをダウンロードします。
本素材は学習目的のために限り使用することができます。

※Adobe Illustrator 30.6を使用して操作しています。


以下の作業、どのような手順で行いますか?

Illustratorでパターンを作成し、商品パッケージなどのデザインに使用する場合、主に次の2つの工程が必要です。

1. パターンを作成する

2. パターンのカラーを調整する

あなたなら、どのような手順で進めますか?

Step 1:パターンの作成

まずは、パターンの作成から行います。


従来の方法

従来のIllustratorでパターンを作成する場合は、まず、パターンの元になる素材を一から描くか、ストック素材から探す必要がありました。これにはそれなりの時間がかかります。
素材が用意できたら「オブジェクト/パターン/作成」からパターンを作成し、「パターンオプション」でタイルの種類やサイズ、重なりなどを手動で調整します。


今のIllustratorなら:「パターンを生成」で一発!

今のIllustratorでは、生成AIを活用して、作りたいパターンの説明文(プロンプト)を入力するだけで、パターンを自動的に作成することができます。
サンプルファイルの水色の四角形を選択し、オブジェクト/パターン/パターンを生成を選択します。


「パターンを生成」パネルが開きます。プロンプトフィールドに、生成するパターンの説明を入力します。 ここでは「抽象的な葉と植物をモチーフにした背景。モンステラの葉、ヤシの木、枝をハンドドローイングで描いた、緑豊かな熱帯林の壁紙。バナー、プリント、インテリア、ウォールアートに最適なエキゾチックな植物の背景。」と入力してみます。「生成」ボタンをクリックすると、およそ数十秒でパターンが生成されます。バリエーションが3つ作られるので、適したものを選択します。

Step 2:パターンのカラー調整

パターンをデザインに採用したあとに、商品ごとのカラーバリエーションを作成する場合もよくあります。次は、パターンのカラーを調整します。


従来の方法

従来は、パターンスウォッチタイルからパターンを開き、 オブジェクトを一つずつ選択してカラーを変更していました。とても時間のかかる作業です。
また、2020年に搭載された「オブジェクトを再配色」では、オブジェクトの配色を一括して変更できるようになりましたが、ある程度のカラー調整のスキルが必要とされました。


今のIllustratorなら:「生成再配色」で瞬時に完了!

今のIllustratorでは、「生成再配色」機能を使ってパターン全体のカラーを瞬時に調整できます。
パターンスウォッチタイルから開くことなく、パターンを直接選択し、編集/カラーを編集/生成再配色を選択します。プロンプトフィールドにイメージするカラーの説明を入力し、「生成」をクリックします。ここでは、商品にちなんで「Rose Red Sunset」と入力してみます。
およそ30秒ほどで4つのバリエーションが表示されるので、気に入ったものをクリックします。

まとめ

パターンはさまざまなデザインに使用されます。「パターンを生成」と「生成再配色」の組み合わせは、自分のイメージをプロンプトとして入力するだけで、瞬時にパターンを生成し、カラーバリエーションまで展開することができます。
元の素材を用意する必要もないので、作業時間は大幅に短縮されるはずです。ぜひ試してみてください。


※生成AI機能を利用する際に使用する生成クレジットの概要、ご自身が保有するクレジット数の確認方法などは「生成クレジットの基本 」で解説しています。


2026年7月23日

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