Lightroomでの写真の編集は 場合によっては 明るさ、コントラスト、カラーなどの 基本的な調整だけで十分です こんにちは、アドビのLearnチームの Seán Dugganです このチュートリアルでは パワフルな編集ツールを使って 写真の明るさと色の品質を 調整するための基本を 学びます このメイン州の灯台の画像は カメラから直接取り込んだRAWファイルです まだ調整は適用されていません 日没直後に撮影されたため 露光条件が 悪く 背景が暗くて 空がとても明るい状態でした でも、Lightroomを使えば 少し調整を加えるだけで 格段に見栄え良くできます 右側の編集アイコンを クリックします このチュートリアルでは 「ライト」と「カラー」に注目することにします 編集パネル最上部の 「自動」ボタンから見ていきましょう まず始めにこれを試すことを お勧めします 明らかに良くなりましたね 右下にある元画像を表示アイコンを クリックして 適用前後を比較しましょう ご覧のように 影の部分が明るくなるとともに 空のハイライトが やや暗くなり 全体的に画像のトーンの バランスが良くなっていますね ライトパネルのスライダーを見ると 自動設定によってどう調整されたかが わかります 自動調整の内容をよく見ておくと 自分で調整するときに 役立ちます 自動設定の結果が 気に入らない場合は 「自動」をもう一度クリックしてオフにしましょう または、自動でおこなわれた 設定に対して さらに自分で調整を加えることもできます 自動から始めるのがお勧めではありますが 他の方法も探ってみましょう ライトパネルのスライダーでは 写真の明るさとコントラストの 品質を調整できます 露光量スライダーでは 写真全体の明るさを 調整して 暗くしたり 明るくしたりできます この写真では スライダーを左に動かして 少し暗めにしましょう 空はいい感じに なりましたが 影が暗すぎるようです そこで、シャドウスライダーを 右端まで動かして 暗い部分を明るくしましょう ハイライト、シャドウ 白レベル、黒レベルの調整は 階調範囲の特定の部分に 反映されます 全体の露光量を調整した後に これらのスライダーで 微調整を加えることが できます 白レベルと黒レベルのスライダーでは 写真の最も明るい領域と最も暗い領域を 調整します このシーンに関しては 白レベルと黒レベルの 自動調整結果に満足できないので これらのスライダーをダブルクリックして デフォルトの位置に戻します この便利なショートカットは 編集パネルの すべてのスライダーに使えます 最後に、上に戻って コントラストを調整しましょう 私は多くの場合 ライトパネルのスライダーの中で コントラストを最後に 調整します 写真のコントラストとは 明るい領域と暗い領域の 値の差のことです このように コントラストを上げると 最も明るい領域と 最も暗い領域の差が より顕著になります コントラストを大幅に 下げると 写真の最も暗い部分と 最も明るい部分の 差が小さくなり 画像が平坦でくすんで見えます このシーンでは コントラストを少し上げて + 30にしましょう コントラストに関連して 下の方にある 「効果」セクションで 明瞭度を上げると どうなるかも見ておきましょう 明瞭度は 写真の輪郭の コントラストを 調整します 画像をクリックしてズームインし 拡大表示しましょう 明瞭度を上げると ご覧のように 輪郭部分のコントラストが はっきりします 画像によっては、明瞭度を少し調整すると 印象がよくなります 次に、カラーパネルに移動しましょう 全体のカラーバランスを 変えようとしているなら ホワイトバランスのプリセットを 試してください RAWファイルであれば複数の ホワイトバランスのオプションを利用できます これがJPEGファイルだとしたら オプションは限られてきます 「自動」に設定すると 温かみのあるカラーバランスが生まれます ホワイトバランスのプリセットを選択したら 色温度スライダーと色かぶり補正スライダーで カラーバランスを微調整します 次に、色の鮮やかさを調整する方法を 見ていきましょう そのためのスライダーは 「自然な彩度」と 「彩度」の2つです 彩度スライダーは 画像内のすべての色の鮮やかさを 等しく調整するため 一部の色の彩度が 強くなり過ぎることがあります この場合の 空のオレンジ色の部分がそうですね よりリアルに見せるには 「自然な彩度」の方がいいでしょう 彩度が既に高い色よりも 鮮やかさの足りない色に 作用するからです ですから、「自然な彩度」を 「彩度」と同様に調整してみると 空がよりリアルに仕上がることが わかります 「自然な彩度」は 人物が写っている写真にもお勧めです 右下にある このアイコンをクリックすると 元画像が表示され 調整後のバージョンと比較できます 基本的な調整で こんなに変わりました 編集パネルには多くの設定があり 設定の組み合わせ方によって 写真の印象が変わります このチュートリアルでは、自動 ライト、カラーの設定を取り上げました これらは、ほとんどの写真で 最もよく使う 調整であり Lightroomでの写真の編集を 学んでいく上で 重要な基礎でもあります アドビのLearnチームの Seán Dugganでした ご視聴ありがとうございました
Lightroom でこれらのチュートリアルをお試しください
写真の画像調整、整理、共有
