とてもいい写真が取れたものの そこに写っている何かが どうも場面にそぐわないとか 全体の雰囲気を損なっているという 経験はないでしょうか Lightroomの 生成AI削除の機能を使えば 不要な要素や邪魔なものを 簡単に除去することができます 料理/ライフスタイル写真家の Bea Lubasといいます Lightroomアンバサダーでもあり 『How to Photograph Food』の 著者でもあります 今日はLightroomの「生成AI削除」を使って 写真の中の不要な要素を削除する 方法を見ていきましょう 「生成AI削除」は 削除パネルの中にあります 削除ツールを選択して 「生成AIを使用」にチェックを入れます この写真は他の写真家たちと 一緒にいるときに 撮ったのですが 誤って誰かの腕が 写り込んでしまっています また背景にこの青い棒も 入り込んでいて とても邪魔な気がするので この2つの要素を画像から 消去したいと思います 削除する要素を選択するには まずその要素に合わせて ブラシのサイズを変更します 次に1つ目の要素である 腕に合わせて はみ出すように全体をブラシで 塗りつぶしていきます またブラシの「微調整」を使うと ブラシの選択範囲を 追加したり 削除したりもできます ここではさらにこの要素の 残りの部分をブラシで塗りつぶして 選択範囲に加えていきます 削除する要素に 影がある場合は 必ずその影も 塗りつぶすようにしてください これで要素が選択できましたので 「適用」をクリックすると あとはLightroomがやってくれます いいですね さらに生成AI削除ツールの すばらしいところは Lightroomが生成結果のバリエーションを 3種類提示してくれることです ここで確認できますので 矢印をクリックして 3つのバリエーションを確認し 好きなものを選ぶだけです ここでは 1つ目にしておきたいと思います では次に 2つ目の要素に移りましょう この要素に合わせるため ブラシのサイズを少し小さくして そのブラシで 青い棒に合わせて 塗りつぶします 棒の影も忘れずに 塗りつぶしましょう そして「適用」をクリックします 今回も3種類の バリエーションを確認して 一番良いものを選ぶことができます ここでは 2つ目を選ぶことにします 修正前後の画像を確認するには 削除パネルの上部にある 小さい目のアイコンを長押しします これが生成AI削除の前の画像で これが後の画像です Lightroomの生成AI削除を使えば 画像内の不要な要素や邪魔なものを とても簡単に消去できます これでこのツールを使って 写真を改良する方法が わかったと思いますので ぜひご自分の作品で試してみてください
Lightroom でこれらのチュートリアルをお試しください
写真の画像調整、整理、共有
