PhotoshopのAIでスケッチから新しい背景を作成

Photoshopの「生成画像」機能では あなたのビジョンに合った画像を 新しい方法で作成できます ラフスケッチや写真しかない場合でも 大丈夫です このビデオでは 選択が難しいオブジェクトを 別のシーンに配置し 自然な遠近感で 背景に馴染ませる方法を紹介します 私はRob de Winterです オランダ在住のアドビ認定インストラクターで デザイナーや 作家でもあります このチュートリアルでは 生成画像と生成塗りつぶしを使って 被写体をまったく別の環境に 自然に溶け込ませる方法を紹介します まずは自転車の写真を開きました これは手動で選択するには 非常に難しい被写体です そこで、新たに更新された 「背景を削除（クラウド）」機能を使って 自転車を切り抜きます コンテキストタスクバーで 「背景を削除」をクリックするだけです この自転車を新しい環境に 配置しようと思います 既に理想とするスタイルの 写真があるのですが 遠近感が合いません そこで、この写真をそのまま使う代わりに 新しいドキュメントを作成し その中に自転車をコピーしました また、作りたい風景の 簡単なスケッチも作成しました このスケッチを コンポジションの参照画像に使います スケッチは既に別の画像ファイルとして 保存済みです ツールバーで「画像を生成」ボタンを クリックし プロンプトフィールドに 「緑の風景、雪山、道路 山の背後から差し込む日光」 と入力します 「コンテンツタイプ」は「写真」に設定します 「参照画像」セクションで 「スタイル」ボタンをクリックし 希望するスタイルの 風景写真を選びます 次に「コンポジション」をクリックし レイアウトと遠距離を指定するために作成した スケッチを選びます 「強さ」スライダーを 右端までドラッグして 生成画像がスケッチに できるだけ忠実になるようにします そして「生成」をクリックします すると背景画像が3種類 生成されます 被写体に最も合うものを 選びましょう 新しい背景は スタイルも遠近感も 合っていますが 自転車がまだ 浮いているように見えます 自然に馴染ませるには影が必要なので 影を作っていきましょう 自転車のレイヤーを選択します 自然な影を作るために 自転車を分析させる 必要があるからです 「選択ブラシ」を選び 自転車のすぐ下をなぞって 選択します 車輪に少し触れるようにして Photoshopにコンテキストを伝えます 選択が完了したら 「生成塗りつぶし」をクリックします プロンプトフィールドに「柔らかい影」と入力し 「生成」をクリックします 最もリアルに見える 影を選びましょう これで、オブジェクトを別の背景に 配置できました スケッチと、希望するスタイルに ぴったり合う画像を すべてPhotoshop内で作成できます 以上 このビデオでは 生成画像と生成塗りつぶしを使った 新しいワークフローを紹介しました ぜひ試してみてください 次回のビデオでまたお会いしましょう