ビーチで犬が遊ぶ、のどかな写真です ただ惜しいことに、背景の人物と 手前の海藻が邪魔ですね それがなければ、すばらしい写真です Jesús Ramirezです これから短い時間で 写真から不要なコンテンツを削除する方法を紹介します 数クリックするだけです この画像では、パッチツールを使用して 特定の領域を選択して別の場所に移動し 新しい環境に自動的になじませます この画像には、不要な部分と似た 問題のないコンテンツが広範にあるため コンテンツを、ある場所から別の場所に 簡単にコピーして移動できます 移動先では自動的にブレンドされます 「コンテンツに応じた塗りつぶし」も使えますが 手間のかからない、簡単な方を使いましょう まず、ツールバーでパッチツールを選択します スポット修復ブラシツールを長押しすると表示されます 調整を加える前に、新規レイヤーを作成するため レイヤーパネルの「新規レイヤーを作成」をクリックします 新しいレイヤーで変更すれば、元の写真は改変されずに残ります 非破壊ワークフローでは 調整が固定されないため、何度でも試行錯誤できます 変更した内容が気に入らないときは いつでも元の画像に戻せます 次に、オプションバーの 「パッチ」で「コンテンツに応じる」を選択します 「コンテンツに応じる」では 「全レイヤーを対象」チェックボックスを使用できます このボックスをオンにしないと 新しい透明レイヤーにコンテンツを配置することはできません また、パッチツールの 「コンテンツに応じる」では周囲を分析して コンテンツを配置するため 境界を自然になじませることができます まず、除去するオブジェクトを選択します 何回かに分けて作業した方が、うまくいくことがあります 例えば、背景の人物の部分を 2回に分けて作業しましょう まず、右側の男性と犬を選択します パッチツールで画像をドラッグし フリーハンドで選択します 元の背景をできるだけ多く含めるように 緩やかに選択を行います 実際の背景が多い方が、良い結果が得られます 選択範囲を別の場所にドラッグして、コンテンツをサンプリングします 画像をドラッグすると、プレビューが表示されます できるだけ背景と合う場所を探します 目立つパターンや線があれば揃えます マウスボタンを離すと 2つの領域が混ざり、写真から男性と犬が除去されます 2つの領域が混ざり、写真から男性と犬が除去されます 選択範囲メニューの「選択を解除」をクリックして 選択を解除します ショートカットキーならば、もっと簡単に解除できます Ctrl+D(Windows)/Command+D(Mac)です すばらしい出来映えですね 残りの人物についても同じ手順を繰り返します ざっくり選択して サンプリングするコンテンツにドラッグします こちらも見事な出来映えですね パッチツールの説明は以上です 写真から他の不要な要素を消してみましょう 完成画像です 目障りなものをすべて消してみました
