Premiere Proのトランジションエフェクトを 見ていきましょう トランジションは クリップ間のつなぎを スムーズにしたり 創造的に見せたりするために よく使います
デフォルトのトランジションを適用および調整する
このクリップにはビデオとオーディオの 両方が含まれています 編集ポイントを選択して Shift+Dキーを押すと ビデオにはクロスディゾルブが オーディオにはクロスフェードが追加されます とても基本的で 画像から画像 サウンドからサウンドへと 徐々に切り替わります 編集ポイントを選択して Cmd+Dキー WindowsならCtrl+Dキーを押すと ビデオクロスディゾルブが追加され Cmd+Shift+Dキー WindowsならCtrl+Shift+Dキーを押すと オーディオクロスフェードが追加されます トランジションを削除するには 1つを選択するか 複数をShift選択して Deleteキーを押します 詳しく見ていきましょう +キーを数回押して ズームインし トランジションをこの編集点に 追加するためにShift+Dキーを押します デフォルトでは 30フレームのクロスディゾルブと 1秒のクロスフェードが追加されます つまり、30フレーム/秒のプロジェクトで 同じデュレーションになります ディゾルブを短くするには トランジションの端をクリックして 内側にドラッグし 長くするには、外側にドラッグします 位置を左右に 調整することもできます こうした操作によって トランジションの見え方が決まります この長いトランジションを再生してみます これらの調整を簡単におこなえるのは たくさんのクリップハンドルのおかげです
フレーム数が足りないクリップを見つける
説明しましょう このクリップを選択し ソースモニターに読み込むために Fキーを押してマッチフレームします こちらはどうなっているでしょうか この部分が タイムラインのこのクリップを表します クロスディゾルブを追加すると アウトポイントの後のフレームが 使用され このクリップを選択し Fキーを押してマッチフレームします クロスディゾルブを追加すると インポイントの前のフレームが 使用されます クリップハンドルがなかったらどうでしょうか これらのショットの 白い三角形に ご注目ください これは余分なフレームが ないことを示しています ここでマッチフレームしましょう Fキーを押します アウトポイントの後には フレームがありませんね このショットでも同様です トランジションを追加して Shift+Dキーを押すと メディアが不足しているため このトランジションでは フレームが繰り返されるという 警告が表示されます 「OK」をクリックします これではいけませんね 2番目のクジラのヒレのショットは 動いていますが ハンドルがありません フリーズフレームが追加され 不自然に見えます 要するに トランジションを使用するときは ハンドルの有無に注意が必要なのです 次に、他のトランジションの 適用方法を紹介します 様々なトランジションを 見ていきましょう エフェクトパネルの
モダンなルックのためにFilm Impactトランジションを追加する
「ビデオトランジション」には 多くのカテゴリがあります 「Film Impact Essentials」にある Linear Wipeを 適用しましょう 編集ポイントに ドラッグ&ドロップするだけです デフォルトでは30フレームの トランジションになります どれも同じように デュレーションと位置を 変えることで 操作できますが 多くの場合 パラメーターでも 編集できます 選択して エフェクトコントロールパネルを開くと ここで このLinear Wipeの設定を 様々に 変更できます ここにある 「Surprise Me!」
ボタンは パラメーターをランダムに 変更します 何度かクリックしてみましょう あまり好みではないので デフォルトの値に 戻すために リセットします ここにはたくさんの トランジションエフェクトがあります ぜひご自分で いろいろ試してください 最後にご紹介する テクニックは 「生成延長」です AIを使用して
生成延長を使用してフレームを追加する
ビデオクリップの 先頭または末尾を 最大2秒延長できます このシーケンスは音楽に合わせて編集され トランジションが適用されています 私は海のミュージックトラックを使っていますが エッセンシャルサウンドパネルで 好みのものを探してみてください すべてのショットは 音楽に合わせて編集されていますが この最初のショットは 次のショットと つながっていません お見せします これは延ばせません 白い三角形がある、つまり 余分なフレームがないからです ここで生成延長ツールを 使用すれば 新しいフレームを生成できます クリック&ドラッグし 生成AIによって 新しいメディアが作成されるのを待ちます これでフレームが作成されました あとはトランジションです 既存のトランジションを すばやく追加するために コピー&ペーストします CmdまたはCtrl+Cキーでコピーし CmdまたはCtrl+Vキーでペーストします 良いですね フレームを追加したので エフェクトを追加できました 上出来です トランジションの便利な使い方を ご紹介しました ぜひご自分で 様々な表現をお試しください
