このチュートリアルでは「オーディオ」ワークスペースを使います ワークスペースをリセットするには ワークスペースパネルのパネルメニューで 「保存したレイアウトにリセット」を選択します メディア制作で特に難しい作業の1つに バックグラウンドノイズの少ない クリーンな会話音声を確保することがあります また、録音した環境にリバーブがある場合 複数のマイクがそれぞれの反響音を取り込むため 別々のショットで 録音されたオーディオの一致は容易ではありません このシーケンスにノイズとリバーブが入ったクリップがあります 聞いてみましょう (Hello!
How are you feeling?)
(A little confused.)
(Excellent!)
クリップをすべて選択します エッセンシャルサウンドパネルの オーディオタイプで「会話」を選択して エッセンシャルサウンドパネルの「ラウドネス」で 「自動一致」を選択します これで、会話の基本的なレベルを整えます 次に、エッセンシャルサウンドパネルの「修復」にある 「ノイズの軽減」と 「リバーブを低減」をご覧ください 使い方は簡単ですが 高度なノイズリダクション技術が適用されます まず、リバーブを解消しましょう このクリップがいい例です お聞きください (This is the ancestor's simulation.)
明らかにリバーブが入っています 説明のため、コントロールを個別に操作します まず、1人目の 台詞のみを選択します クリップを選択したまま 「リバーブを低減」をオンにします もう一度お聞きください (This is the ancestor's simulation.)
(A thousand years ago,this is what it felt like to be human.)
初期設定でリバーブがうまく低減されましたが オーディオの音量も抑えられています 元の信号にリバーブが含まれていたからです 後で、ミキシングの仕上げの際に レベルを上げる必要があるでしょう ここでは、先に2人目の台詞で ノイズリダクションの使い方を説明します まず、このクリップを聞いてください (Oh.)
(That's good.)
(It's not very realistic.)
確かに背景にノイズが入っています 台詞のクリップをすべて選択して 「ノイズを軽減」をオンにします スライダーは初期設定のままで もう一度聞いてみましょう (Oh.)
(That's good.)
(It's not very realistic.)
かなり良くなりました 初期設定でも、かなりノイズが軽減されていますが 比較のため極端に設定してみましょう 一番上にスライドします もう一度聞いてみましょう (Oh.)
(That's good.)
(It's not very rea...)
許容範囲かもしれませんが 音声のディテールが失われています 極端な処理は不自然になり ノイズの除去が足りないと聞きづらくなります 理想的な設定を見つけるには コントロールを端から端までドラッグして 結果を確認するのも1つの方法です エッセンシャルサウンドパネルでこれらのオプションを有効化すると ノイズまたはリバーブ除去のエフェクトが適用され それらはエフェクトコントロールパネルでアクセスできます パネルを表示して クリップを選択すれば、確認できます 多くの場合、エッセンシャルサウンドパネルの コントロールで十分修復できますが エフェクトコントロールパネルの「編集」ボタンを使えば さらに高度なオプションを設定できます
