またお会いしましたね 映画製作者、ストーリーテラーの Halleaseです それでは 微調整のプロセスを始めましょう ビデオをレビューしているときに ストーリーに合わないクリップがあるのに 気付くことがあります シーケンスの最後にある クリップを削除するのは 簡単です そのクリップを選択して Deleteキーを押すだけです でも、ここで削除したいのは このlatte_art.mp4クリップだとしましょう どうなるか見てみましょう クリップがタイムラインから削除されましたが その場所に隙間ができてしまいました これは好ましくありません 完成したビデオでも 映像が途切れてしまうからです 後ろのクリップを前方へ移動して 詰めることもできますが もっと簡単に これを解決する方法があります まず、隙間を1回だけクリックして選択し Deleteキーを押してみましょう これで空白が削除され すべてのクリップが一つにつながります これは基本的に 2ステップで行う方法になります 実はこれを1ステップだけで 実行することもできます 一旦、latte_art.mp4クリップを元に戻すために Command+ZキーまたはCtrl+Zキーを押して 今行った操作をすべて取り消します では改めて削除しましょう ただ今度は MacならOptionキー、PCならAltキーを押しながら Deleteキーを押します クリップが削除され それと同時に タイムライン内で後に続くすべてのクリップが 前に詰められます このように手間を省いて スマートに作業できます クリップの一部だけを 削除したい場合はどうするのでしょう 不要な部分をカットするかトリミングできます まず、タイムラインをズームインして より詳細に確認できるようにしましょう そしてクリップの端に合わせて トリミングアイコンを 内側にドラッグします ドラッグに合わせて クリップの新しい終了位置となる フレームのプレビューが プログラムモニターに表示されます トリミングしたいクリップが シーケンスの最後にある場合は このようにクリップの末尾を 左にドラッグして短くすれば済みます 目的のクリップが シーケンスの途中にある場合はどうでしょうか 途中にあるクリップを短くすると どうなるか見てみましょう また隙間が残ります クリップを選択して削除したときと まったく同じです これでいい場合もあるかもしれませんが 隙間を自動的に 埋めたいときもあるでしょう MacではCommandキー、 PCではCtrlキーを押したままにすると 赤い矢印が黄色に変わります この状態でクリップをトリミングすると タイムラインで後ろにあるクリップが 前方へ移動して隙間がなくなります 前回のビデオでは インポイントとアウトポイントを使って エスプレッソ抽出のクリップを追加しました 元のクリップの 一部しか使っていないので 先頭か末尾を選択して 好きな位置まで外側にドラッグすることで いつでもクリップを延長できます ただし、クリップセグメントの端に この小さな白い三角形があるときは 元の素材の 先頭フレームまたは最終フレームに 既に到達しています まとめましょう Deleteキーを押すとクリップを削除できます シーケンスの途中にあるクリップを削除したときに 隙間を自動的に埋めたい場合は AltキーかOptionキーを押しながら行えば 後ろのクリップが前に詰められます クリップの先頭または末尾から フレームを削除するには内側にドラッグします このとき隙間を埋めるには AltキーかOptionキーを押しながら行います クリップの長さを延ばすには 外側にドラッグします 小さな白い三角形が表示されているときは 元の映像素材を 既にすべて使っています 次のビデオでは トランジションについて説明します またお会いしましょう
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