Premiere Proでは、タイムライン上や トリミング編集ウィンドウで、クリップをトリミングできます タイムラインにあるシーケンスを これから微調整していきましょう 再生ヘッドは最初の2つのクリップの編集ポイント上にあります 左側のクリップは先行クリップ、そして 再生ヘッドの右側のクリップは、後続クリップといいます 再生ヘッドを選択してShift+Kキーを押すと 「前後を再生」が実行され、編集ポイントの前後数秒間だけが 再生されます これはループ再生され続けますが スペースバーを押すと停止し 再生ヘッドは編集ポイントの位置に戻ります 編集ポイント前後の再生秒数は プリロール、ポストロールと呼ばれ Premiere Proメニューから環境設定/再生を選択して調整できます Windowsでは編集メニューで環境設定/再生を選択します ここにプリロールとポストロールがありますね 今は「キャンセル」をクリックして終了します タイムライン上でトリミングするには 後続クリップのインポイントにカーソルを合わせ 通常トリミングモードを示す赤い矢印が表示されたら クリック&ドラッグします これで後続クリップを何フレームかトリミングできます 問題はトリミングした部分にギャップが残ってしまうことです WindowsはCtrl+Zキー、MacはCommand+Zキーで元に戻します 今度はCtrlキーまたはCommandキーを押し、黄色い矢印が表示される リップルトリミングモードにしてからクリックします クリックして右にドラッグすると フレームを何秒分かトリミングすることができ マウスを放すとトリミングが完了して その部分にギャップも残りません では、下矢印キーを押して、タイムライン上の 次の編集ポイントに移動しましょう 今はリップルトリミングモードのままですが Tキーを押すと、プログラムモニターがトリミング編集ウィンドウになります 左側にあるのが先行クリップで 右側に後続クリップが表示されています ウィンドウ内でカーソルを動かしてクリックすると トリミングの種類を切り替えられます 先行クリップのリップルトリミングと 後続クリップのリップルトリミング、そして 2つのクリップの中間に カーソルを合わせると、ローリング編集ができます 下にあるこれらのボタンを使うと 一定のフレーム数のプラストリミングや マイナストリミングができます J、K、Lキーを使って タイムライン上で動的にトリミングすることもできます 例えば、Jキーを押して逆再生し すぐにKキーを押すと、その位置までローリング編集されます もう一度、今度はLキーを押して再生し Kキーを押してみます すると再生が停止し、その位置に編集ポイントが移動します 下矢印キーを押して、タイムライン上の最後の編集ポイントに移動しましょう ウィンドウ上でカーソルを動かすと、各種トリミングを切り替えられますが この切り替えは、MacではControl+Tキー WindowsではShift+Tキーの キーボードショートカットでも行えます 最新バージョンのPremiere Proでは トリミング編集ウィンドウに新機能が加わりました 再生しながら IキーとOキーで トリミング編集を行ったり トリミングをすべて取り消すなど ダイナミックにトリミングを行うことができます
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