Adobe Photoshopでレイヤーに画像を追加
複雑なコラージュを作成する場合でも、編集用に写真を読み込む場合でも、Photoshopレイヤーの操作と制御に関する以下のヒントを知っておくと役立ちます

Photoshopでレイヤー に 画像 を 追加するための手順

ドラッグ&ドロップ
画像や写真をPhotoshopのキャンバスにドラッグすると、簡単にレイヤーを作成することができます。自動的に、アプリが新しい画像のレイヤーを作成します。
埋め込まれたオブジェクトまたはリンクされたオブジェクトの配置
他の場所にある画像を埋め込むには、ファイル/埋め込み配置と進みます。リンクした元の画像を編集する時には、リンク先でもその画像を更新する必要があります。


スキャナー、他のデバイスからのインポート
メニューバーで、ファイル/インポート/デバイスから画像と進むと、カメラ、スキャナー、その他の接続済みデバイスから写真を直接インポートすることができます。
コピー&ペーストする
新しくレイヤーを作成したら、そのレイヤーに手持ちの写真をコピー&ペーストできます。右クリックをして、macOSならCommand + Cを、WindowsならCtrl + Cを押します。

スマートオブジェクトとレイヤーマスクでレイヤーを変更する
レイヤーパネルはレイヤーの増加、背景レイヤーの変更、新しい要素の追加、既にあるレイヤーの調整といったコントロールをするための重要なツールです。下記のツールを使えば、どのようなタイプの編集であっても、簡単に進めることができます。
スマートオブジェクト
スマートオブジェクトを使えば、解像度を失わず、また恒久的な変更を加えることなく、変更や補正を施すことができます。埋め込みオブジェクトを配置すれば、Photoshopがそのオブジェクトを自動的にスマートオブジェクトに変換します。スマートオブジェクトを使うと、次のことができます。
- 元のデータを損なわずに、レイヤーに拡大・縮小、回転、ゆがみ、遠近法、ワープを適用
- Adobe Illustratorのようなアプリのベクトルアートで処理可能
- フィルターを非破壊的に適用可能スマートオブジェクトでいつでもフィルターを編集可能
- 後でレイアウトをデザインするときに置き換えることができる、低解像度の画像を使用可能
スマートオブジェクトのピクセルデータを変更、補正することはできません。そのため、ブレンドモードなどの機能を使うにはラスタライズしなければなりません。すなわち、ベクトルグラフィックからピクセルグラフィックに変換する必要があります。その場合、「レイヤーをラスタライズする」を選択してください。これで既にあるレイヤーのピクセルを変換できます。

レイヤーマスク
レイヤーマスクは、プロセスの任意のポイントに戻り、間違いを修正したり、作業を元に戻したりするのに役立ちます。これらは、画像内のピクセルを完全に削除するのではなく、非表示にすることによって機能します。レイヤーマスクの使い方:
- レイヤーパネルでレイヤーを選択
- パネルの最下部にある「レイヤーマスクを追加する」ボタンをクリック
- デフォルトでは白いレイヤーマスク
レイヤーマスクでは、白、黒、グレーのカラーを使います。マスク上で、ブラシツールを使い白で描画すると、その部分が見えるようになり、黒を使うとその部分が隠れます。グレーは白と黒の中間色で、様々なレベルの不透明度を出すことができます。
Photoshopの様々な基本スキルは、お手持ちのデバイスがMacでもWindowsでも関係なく身につけることができます。写真編集とグラフィックデザインの上達を支援するために作成されたチュートリアルとガイドをぜひご利用ください。