究極のスポーツ撮影用レンズガイド
素早く移り変わるスポーツの決定的瞬間を捉えるために最適のレンズ、シャッタースピード、編集テクニックにを学びましょう。
スポーツ写真の撮影は刺激的です。ペースが速く、ダイナミックで、面白いアングルや動きが満載です。しかし、適切なレンズ、カメラ設定、編集スキルがなければ、こういった瞬間を切り取ることは困難です。近所のサッカーの試合を撮影するアマチュアカメラマンも、スポーツの現場で活躍するプロカメラマンも参考にできる、スポーツ写真撮影に最適なレンズの選び方をご紹介します。
スポーツ写真に適したレンズの選び方
動いている選手の静止画をシャープで鮮明に撮影するためには、通常よりも高速で、幅広いレンズが必要になります。カメラとレンズを選ぶときは、次のような特徴をチェックしてください。
シャッタースピード: シャッタースピードは、カメラが写真を撮る速度です。スポーツ選手は常に動いているので、高いシャッタースピードが必要になります。少なくとも1/4000秒にできるものがおすすめです。
モーター速度:また、ピントをすばやく合わせられるレンズである必要があります。CanonまたはNikonレンズをお探しの場合、USMレンズは他製品よりもピント合わせが速いので、動きのあるターゲットを簡単にクリアに撮影できます。
望遠:スポーツ撮影では、ほとんどの場合、選手と一緒にフィールドにいるということは無いので、長いレンズが必要になります。理想はf/2.8が使えるレンズですが、値段が高い傾向があります。スポーツ写真初心者の場合は、f/4でも良いでしょう。
編集で見事に仕上げる
検討しているレンズがCanon、Nikon、またはその中間機種であっても、その性能を最大活用できるのは編集スキルがあってこそです。レンズを選びスポーツ写真を撮影した後は、以下のようなプロ級の編集ヒントを参考にしましょう。
**切り抜きは重要:**動きが沢山含まれるスポーツ写真は、雑然として、メインがどこか分かりづらくなりがちです。写真を切り抜いて必要のない部分を削除し、プレー中の被写体に目が行くようにしましょう。
**奥行きを加える:**スポーツ写真は、選手を強調するとフラットな印象になることがあります。被写体の周りのピントをぼかし、深みと複雑さを出しましょう。
**プリセットで遊ぶ:**Adobe Lightroomには、初心者向けに便利なスポーツ写真用プリセットが用意されています。露出や色の設定を試せて、遠近感まで調整できます。
**Adobe PhotoshopとLightroom**で優れたスポーツ写真を完成させるために、さらにできることを見てみましょう。