絞りとシャッタースピードを理解する
絞りとシャッタースピードが、最終的に作品にどれほど強い影響を与えるかについて学びましょう。
絞りとシャッタースピードは、あらゆる種類の写真撮影で最もよく調整されるカメラ設定2つです。両設定について、その写真への影響も含めて理解を深めるほど、より自由に、創造的に撮影できるようになります。
絞りとは
「絞り」とは、カメラに入射する光量を制御するレンズのパーツのことです。そのサイズはF値で表されます。このF値が小さいほど、絞りが広くなります。
絞りを変更することにより、画像の明るさだけでなく、被写界深度も操作できます。被写界深度とは、写真でピントが合っている範囲のことです。F値が小さいほど、被写界深度が狭くなり、写真の限られた一部にのみピントが合います。
絞りを広くすると、被写体だけにピントが合っていて、残りの部分がボケた写真が撮れます。これは、ポートレートカメラマンがよく使うテクニックです。または、絞りを狭くして、より広範囲にピントを合わせることもできます。
シャッタースピードとは
シャッタースピードとは、写真を撮影する際にカメラのシャッターが閉じる速さ、または遅さのことです。シャッタースピードは、カメラに取り込む光量をコントロールします。これは、最終的に撮影した動きが鮮明に写るか、ブレて写るかを左右します。シャッタースピードを速くして動きをフリーズさせたように写したり、遅くして興味深いモーションブラー(動きによるブレ)効果を出したりできます。
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