チュートリアル記事初級10 分

生成AIでおいしそうなかき氷が出来上がる動画を作成しよう - Firefly とブラウザーで手軽に楽しく動画生成

手元にブラウザーさえあれば Adobe Fireflyの生成AI機能を使用して、イメージしているクリエイティブを簡単に、かつ高い品質で制作できます。この記事は、かき氷にトッピングが次々に追加されるショート動画を Firefly を活用して制作する手順を紹介します。

冷たくておいしそうなかき氷ができあがる動画をAdobe Fireflyの生成AI機能を使ってつくりましょう!

この記事では、Fireflyの画像生成と動画生成の基本機能を紹介しつつ、いちごや生クリームがトッピングされたき氷の出来上がるBGM付きショート動画を制作する手順を解説します。ブラウザーだけでつくれる手順です。

必要なもの
アプリ内で使ってみる

注意:付属のStockアセットは練習目的でのみご利用ください。利用条件を見る


目次:

  1. 画像の生成と調整

  2. 動画の生成

  3. 動画編集とBGM生成

1.画像生成と調整

まず、かき氷のトッピングが完成するまでの4段階を表す画像を生成します。動画生成をすぐに始めたい方は、このセクションをスキップしてもOKです。サンプルファイルにここで制作する画像4点が入っています。そちらを使用してセクション2「動画の生成」に進んでください。

Firefly web 版の「画像を生成 」を開きます。モデルに「Firefly Image 5」を指定して、縦横比に「縦長 (9:16)」を選択します。


プロンプトに「ふわふわに削られ、こんもりとボールのようにまるく盛られた白いかき氷に、鮮やかな赤いいちごシロップが自然にかかっている。氷は繊細で空気を含んだ質感。木のテーブルの上に置かれている。夏の和カフェで撮影したような、明るくやわらかい自然光。背景はぼかし。」と入力して「生成」ボタンをクリックします。


イメージ通りの画像が生成されました。これを「画像01」と呼ぶことにします。動画はこの画像のシーンからスタートします。

次に、画像01に練乳をかけて少しトロっとした状態の画像を生成します。練乳の雰囲気を言葉で伝えるのは難しいため、画像を使って指定してみましょう。以下はAdobe Stockで見つけた画像です。


Firefly web版の「画像を編集 」を開き、上の画像をアップロードします。


プロンプトに「青いかき氷と青いかき氷の器を消す」と入力して「生成」をクリックします。これで赤いかき氷だけの画像が生成されます。


続けて、画面左のメニューから「背景を削除」を選択します。すると自動的に背景が選択されて削除されます。削除された領域は透過になります。


さらにメニューから「拡張」を選択します。「拡張」は画像の切り抜きにも使用できます。ここでは練乳のかかっている部分だけを選択します。「切り抜き」をクリックして画像を切り抜いたらダウンロードしておきます。


Firefly web版の「画像を編集」に画像01を読み込みます。メニューから「塗りつぶし」を選択して、置き換えたい領域をざっくりと選択します。


そして先ほど切り抜いた画像を参照画像に設定します。プロンプトには「ふわふわで、丸く盛られたかき氷の上に、白くてとろみのある加糖練乳を自然に、なじむように、追加する。氷の量は減らさない。」と入力します。


下の右側が生成された画像です。ふわりとした質感が加わりました。この画像を「画像02」と呼ぶことにします。

次はかき氷に生クリームをトッピングしましょう。画像02が表示された状態の編集画面でメニューから「塗りつぶし」を選択し、かき氷の上部を選択します。


プロンプトに「かき氷の頂上に、白い泡立てた生クリームを少量のせる。スプーンで置いたような自然な形。白いまま、ぽてっと、ふんわりした質感。」と入力して生成します。


上の右の画像が今回生成された画像です。これを「画像03」と呼ぶことにします。

最後にいちごをのせましょう。編集画面でメニューから「塗りつぶし」を選択し、生クリームの上部を選択します。


プロンプトに「みずみずしいいちごをトッピング。いちごの向きは先端が上にくるようにする。」と入力して「塗りつぶし」をクリックします。


右側が新しく生成された画像です。これを「画像04」と呼ぶことにします。以上で動画生成に使用する画像がすべて揃いました。

2.動画生成

生成した4枚の画像から動画を3本生成します。サンプルファイルに含まれる画像を使用しても同様に生成できます。

最初の動画は、画像01から画像02へと変化するカットです。Firefly web版の「動画を生成 」画面を表示して、モデルに「Firefly Video」、縦横比に「縦長 (9:16)」を指定します。そして最初のフレームに画像01、最後のフレームに画像02を設定します。


プロンプトに「いちごシロップが上から自然にとろりとかかり、そのあと加糖練乳が細い線でやさしくかかる。」と入力して、動画を生成します。この動画を「動画01」と呼ぶことにします。

次の動画は、画像02から画像03へと変化するカットです。今度は最初のフレームに画像02、最後のフレームに画像03を指定します。その他の設定は同じです。


プロンプトに「かき氷の上に、高い位置にあるマシンから、くっきりと絞り袋のようなもので絞った跡のついた白いクリームが上からくるくると落ちてきてトッピングされる。クリームがかき氷の頂上に触れるまでかき氷は静止したまま形状を変えない。」と入力して、動画を生成します。この動画を「動画02」と呼ぶことにします。

最後の動画は、画像03から画像04へと変化するカットです。今度は最初のフレームに画像03、最後のフレームに画像04を指定します。その他の設定は同じです。


プロンプトに「かき氷のてっぺんのクリームの上に、画面右側から、いちごの先っぽを持つ女性の手が伸びてきて、手に持ったいちごをひとかけらクリームの上にトッピング。」と入力して、動画を生成します。この動画を「動画03」と呼ぶことにします。

3.動画編集とBGM生成

生成した3本のカットをつなげて1本の動画にします。Firefly 動画エディター (ベータ版は Chrome と Edge のみサポートしています)を開いて、新規プロジェクトを作成します。

そしてタイムラインに、動画01、動画02、動画03の順に並べます。


テンポを良くするために速度を調整します。タイムライン上で動画01をクリックし、プロパティパネルを表示して速度を300%にします。同様に、動画02の速度を300%に、動画03の速度を200%に設定します。


動画に余韻を持たせるため、動画03をもう一つタイムラインの最後に追加します。そして、動画03の最後のシーンから自然につながるようにカットします。


画面右上の「ダウンロードボタン」を押下して作成した動画をダウンロードします。以下は出来上がった動画です。

最後にBGMを生成します。Firefly web版の「 サウンドトラックを生成 」画面を開きます。


デフォルトでプロンプトが指定されていますが、今回はクリアして好みのプロンプトに変更します。下のパネルから欲しい雰囲気のタグをクリックするだけでプロンプトが作成できます。


「生成」ボタンを押すと、トラックが4パターン生成されます。


気に入ったものを選んで、動画エディターのタイムラインに配置すれば、BGM付きの動画が出来上がります。

かき氷以外でも、出来上がる途中の段階の画像を生成して、そこから動画を生成することにより、完成するまでの過程を紹介する動画を手軽に生成できます。皆さんも是⾮試してみて下さい。

※⽣成AI機能を利⽤する際に使⽤する⽣成クレジットの概要、ご⾃⾝が保有するクレジット数の確認⽅法などは「⽣成クレジットの基本 」で解説しています。


インストラクター

akihiro kamijo

Adobe Stock提供元

Chiristsumo

2026年9月14日