こんにちは、Natasha Polozenkoです web上ではNataszkoとして活動しています 今回紹介するのは Adobe Illustratorで このビンテージ感のあるポストカードを 作成する手順です また、ワークフローを 大幅に効率化する パフォーマンスの アップデートも いくつか ご案内します では、最初から始めましょう これらの画像を インスピレーションとして 使用するほか 時間を節約できるよう Adobe Stockから イメージに合いそうな グラフィック要素を たくさんダウンロードしてあります 作品でリンクを 多用する方にとって ここで紹介する機能強化は 衝撃的でしょう ここにファイルがいくつかありますが サイズが大きいものだと 以前は数秒かけて 読み込んでいました でも今では ドラッグ&ドロップ または配置コマンドで 即座に画像を挿入できます リンク画像を埋め込みに 変えるのも あっという間です 次のステップでは この写真から 発想を膨らませて 独自の人物を描こうと思います 以前と同じように スケッチをリンク画像として アートボードにドロップし ベクターイラストの ベースとして使います 次に、原則として スケッチを 独立したレイヤーに置き 不透明度を下げて 描画モードを「乗算」に切り替えます このレイヤーをロックして 下に新しいレイヤーを作成し ペンツールで すべての基本シェイプを 作成していきます アートワークで 線を描く作業も 一新されました 鉛筆ツールを使う場合 以前はこのように プレビューを見ながら 線を描いていたでしょうが より効率的な方法が実現しました 鉛筆ツールの設定を開き 「ライブフィードバック」を選択すると 描いた線が リアルタイムで表示されます この機能は このように太い線を描くときに 特に便利です 先ほど見た設定では 「ライブカーブサイズ調整」も オンになっていました こうすることで スムージングの様子がリアルタイムで 表示されます 線を描き終えたら こうなりました いい感じですが この人物に 効果を加えてみましょう 個人的に好きなのは 「光彩(内側)」で これを使うとシェイプに 立体感が出ます また、「パスのオフセット」を使って 人物を ステッカー風にし ドロップシャドウを少し 適用して ページから 飛び出ているように見せました このように 複数の効果を 併用する場合に 作品を移動したり 拡大・縮小したりしようとすると 反応が鈍くなったことが ありませんか でも、ご覧のように もうそういうことはありません 以前よりずっとレスポンシブかつスムーズに 効果を操作できます 続いて、周りの要素を 追加しましょう まず 背景のシェイプを作成します ついでに便利な アップデートを紹介しましょう カラーピッカーで 16進数値のショートカット入力が 可能になりました 例えば、FはFFFFFFのショートカットで 白を表します 必要なカラー名を入力してもかまいません 「orange」と入力すると こうなります ここでは、オレンジ色を 少し暗めにして 彩度を少し 下げますが 時間を節約できる機能なので 覚えておいてください 他の要素も たくさん 追加しました 地平線や 太陽 古い郵便スタンプなどを加え この古びたテクスチャには 「乗算」描画モードを 適用しました いよいよ仕上げです テキストを追加しましょう お手本は このポストカードのこの部分です 似たフォントを使いたいので この画像を選択して 書式メニューから 「Retype」を選択すると 画像の文字に最も近い フォントが 提案されます 好みのフォントは お気に入りに追加しましょう こうして簡単に デザイン上でフォントの 見栄えを確認できます しかも フォントをこれまで以上に すばやくブラウジングできます フォントメニューを開くと プレビューが瞬時に読み込まれ 様々なフォントに ポインターを合わせて 次々と確認することが できます 実は、メニューのドロップダウンも 以前よりすばやく 操作できます すごいですね ビンテージスタイルのポストカードが 完成しました これを印刷して ロンドン滞在中に 親しい人たちに送ろうと思います このAdobe Illustratorの チュートリアルでは Illustratorチームが取り組んできた パフォーマンスの改善の すばらしい成果を ご覧いただきました 要は ワークフローがますます スピーディかつスムーズになるということです 誰にとっても嬉しいことですよね またお会いしましょう
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ベクターを使用してイラストやグラフィックを作成
