Photoshop の⽣成AI機能のひとつ「⽣成塗りつぶし」を使⽤すると、テキストを⼊⼒するだけで、画像の選択範囲内に好きなものを簡単に追加することができます。この機能を使って、空のグラスにオリジナルのパフェを作ってみましょう。

手順
1. 画像素材をPhotoshopで開く
2. 切り抜きツールでカンバスを広げる
3. 「⽣成拡張」で背景の続きを⽣成
4. 「⽣成塗りつぶし」で宇宙⼈を追加する
作業に⼊る前に、サンプルファイルをダウンロード します。
※付属のサンプルファイルは練習⽬的でのみご利⽤ください。
画像素材をPhotoshopで開く
Photoshopを起動し、「ファイル」→「開く」からダウンロードしたサンプルファイル「Astronauts.jpg」を選択して「開く」をクリックします。

切り抜きツールでカンバスを広げる
ツールバーから「切り抜きツール」を選択します。画像の周りにフレームが表⽰されます。このとき、オプションバーの「塗り:」が「⽣成拡張」に設定されていることを確認してください。
右側のハンドルを右⽅向にドラッグして、カンバスを広げます。

「⽣成拡張」で背景の続きを⽣成
画像の下に表⽰されているコンテキストタスクバーの「⽣成」ボタンをクリックします。ここで は、左のプロンプトフィールドには何も⼊⼒しません。しばらくすると右端の⾒切れた背景の続きが⾃動的に⽣成され、余⽩のスペースが⾃然に埋まります。

「⽣成塗りつぶし」で宇宙⼈を追加する
ツールバーから「⻑⽅形選択ツール」を選び、右側の空いたスペースの上をドラッグして選択範囲を作成します。
コンテキストタスクバーのプロンプトフィールドに「ピースサインをする宇宙⼈」と⼊⼒し、右の「⽣成」ボタンをクリックすると、選択範囲内に宇宙⼈の画像が⾃動的に⽣成されます。
プロパティパネル(ウィンドウ∕プロパティ)には、3つの⽣成画像のバリエーションが表⽰されるので、好みのものをクリックします。
※プロンプトから⽣成されるコンテンツは、サンプルと同じものが作成されることはなく、⽣成を⾏う都度 新しいコンテンツが作成されます。

このチュートリアルでは、「⽣成拡張」と「⽣成塗りつぶし」の2つの機能を組み合わせて使⽤
した作例をご紹介しました。Photoshopの⽣成AI機能は、1枚の画像に対していくつもの画像を⽣成することができます。⽣成した画像を取り消すことも、さらに調整を加えることも可能です。ぜひご⾃⾝の⾃撮り写真でも試してみてください。
