チュートリアル記事初級10 分

カラーコントロールとプロパティパネルからの素早い調整【カラーグレーディング入門②】

Adobe Premiere (Beta) に新しく搭載された「カラーモード」。カラーモードは、「高速で、直感的、そして表現力豊かであるべき」という明確な設計思想のもとに開発されました。難しいツールをいくつも覚える必要はなく、厳選されたシンプルなツールだけでプロフェッショナルなカラー表現が可能です。

今回は、基本的なカラーコントロール機能の操作方法から、特定の色を狙って調整するカラーシフト、映像の質感を整えるディテールについて詳しく学びます。
さらに、作業前に必須となるカラーマネジメントの基本設定や、ワークスペースを切り替えることなく編集モードの「プロパティパネル」からカラーモードの高品質な調整をシームレスに行う画期的なワークフローについても解説します。

作業に入る前に、サンプルファイルをダウンロードします。
本素材は学習目的のために限り使用することができます。

学習内容

作業前に最低限チェックしておきたいカラーマネジメント設定(00:35)

カラーコントロールパネルのスパナマークからアクセスする「カラーマネジメント」について学びます。
正しい色を表示するためのディスプレイ設定、自動検出されたログとRawメディアのカラー管理、カラースペースに応じたエフェクトの有効化、そしてシーケンスのプリセットを「広色域(トーンマップ済み)」にする手順を確認します。

直感的な操作で映像のトーンを作る基本的なカラーコントロール(01:48)

上下ドラッグでのコントラストと、左右ドラッグでその基準点を決める「ピボット」の操作を学びます。あわせて、露光量とブラックポイント(黒レベル)の調整、色温度や色合い(色かぶり補正)のコントロール方法、そしてハイライトやシャドウなど特定の明るさの範囲だけを狙って色味や明るさを調整する「ゾーン」機能について学びます。

カラーシフトツールによる特定色の個別調整とディテールコントロール(03:59)

主要な色を自動検出(または画面上で直接指定)して、彩度や色相、輝度を個別にシフトさせるカラー調整を学びます。
さらに、テクスチャマップを確認しながら、ディテールの質感(テクスチャやシャープネス)を素早く強調または滑らかにコントロールする方法を解説します。

編集モードのプロパティパネルを活用したシームレスなクイック調整(05:12)

カラーモードにワークスペースを切り替えることなく、使い慣れた編集モードの「プロパティパネル」から、カラーモードの優れた新しい計算処理を用いた調整を素早く行う方法を学びます。プロパティパネルでの調整がクリップの「最初の調整」としてカラーモードへシームレスに引き継がれ、相互に連携する仕組みを解説します。


インストラクター

佐川正弘 (SG)

2026年8月24日

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