Kemp Powersは、2018年8月にPixar Animation Studiosでデビュー。現在は、DisneyとPixarによる2020年11月20日公開予定の長編映画「Soul」で脚本家兼共同監督を務めている。

ニューヨーク州ブルックリン育ち。ハワード大学とミシガン大学に在籍した。Pixarに入る前は、受賞歴のある劇作家、テレビおよび映画の脚本作家、ジャーナリスト。彼の脚本である「One Night in Miami...」は、3つのLA Drama Critics Circle Awardsと4つのNAACP Theatre Awardsを獲得しており、2017 Laurence Olivier Award for Best New Playにノミネートされた。彼はアカデミー賞受賞女優のRegina Kingが監督する長編映画でも脚本を手掛ける。また、テレビ番組「Star Trek: Discovery」の脚本家でもあり、ピーボディ賞を受賞したシリーズ「The Moth」のストーリーテラーとして全国を巡業した。

現在はカリフォルニア州のロサンゼルスとエメリービル在住。

Paul Abadillaの経歴は、2008年6月にアートインターンとしてPixar Animation Studiosで始まった。Abadillaは、『Monsters University』、『Finding Dory』、『Cars 3』、『Incredibles 2』など、いくつかのPixar長編映画の制作に携わった。また、アカデミー賞©受賞映画の『Brave』や『Inside Out』にも関わった。さらに、Pixar短編映画の『The Blue Umbrella』、『LAVA』、『Sanjay's Super Team』に加えて、Pixarの初めてのテレビ特別番組『Toy Story of Terror!』にも関わった。Abadillaは、PixarのSpark Shorts映画『Loop』の制作デザイナーでもあった。最近では、DisneyとPixarによる2020年11月20日に劇場公開予定の長編映画『Soul』のアートディレクターも務めた。

現在はアートディレクターとして、デザイナーたちを監督している。また、コンピューター処理された3次元キャラクターと環境のセットを開発し、実行する際、テクニカルアーティストとテクニカルリーダーが協力して作業するよう推進している。さらに、映画の見た目を追求する点でアーティストのチームを指導しており、制作プロセス全体でセットや小道具の開発のガイドとなる仕様を作成している。

Abadillaはフィリピンのマニラで生まれた後、7歳の時にカリフォルニアに移住し、カリフォルニア州ミルピタスとサンノゼで育った。また、サンノゼ州立大学でアニメーションとイラストを学んだ。Pixarに入社する前は、Walt Disney Animation Studiosでビジュアルデベロップメントインターンをしていた。

Abadillaは現在カリフォルニア州アラメダに在住。