二分脊椎症を患うIzzyは、その車椅子が自由のシンボルであるものの、自分の陽気な性格を表すことができないと考えていた。そのため、デザインを勉強していた姉のAilbheが、Izzyの好きな楽しいデザインのホイールカバーをデザインすることにしたとき、Izzyは大喜びであった。

最初は「キッチン用品」の会社であったが、Instagramで拡散され、爆発的な人気を博した。現在は35か国以上で販売され、BarbieやOårla Kielyなどの有名デザイナーとコラボレーションしており、Vogue、Cosmopolitan、Elleなどの雑誌で特集が組まれている。

車椅子自体ではなく、車椅子の個性が注目されることにより、障害につきまとう暗いイメージの払拭に役立っている。

最近、アイルランド人として初めて、2億5千万人がアクセスするInstagram公式ストーリーの担当になった。この姉妹は2人とも、Forbes誌の名物企画30 Under 30に選出されている。