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アドビ システムズ 株式会社が
Adobe Document Server for Reader Extensions 日本語版を発表

特別な機能権限を付加したPDFベースの電子フォームを生成し、
Adobe Acrobat Readerによる電子申請や、企業内の業務プロセスの電子化を実現


【2003年4月22日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井 幹)は本日、政府機関および企業向けに、電子申請をはじめとする、フォームやドキュメントベースの業務プロセスの電子化を実現する新たなサーバベースのソフトウェア「Adobe® Document Server for Reader® Extensions 日本語版(アドビ ドキュメント サーバ フォー リーダー エクステンションズ)」を発表しました。

Adobe Document Server for Reader Extensionsを用いることにより、政府機関および企業は、特定のAdobe PDF(Portable Document Format)フォームやファイルに対して、Adobe Acrobat® Reader上で電子申請やコラボレーションを実行するためのインテリジェントな機能を利用可能にする「特別な権限」を付与することができます。

従来のAdobe Acrobat Readerは、PDFファイルの閲覧および印刷、PDFフォームへの入力および印刷を行うためのもので、ファイルの添付やコメント挿入等のファイル操作は行うことができませんでした。昨年11月から配布を開始しているAdobe Acrobat Reader 5.1(アドビ アクロバット リーダー 5.1)から、Adobe Acrobat Readerで注釈ツール、電子署名、記入済みフォームの保存、記入データの送信、等、電子フォームやファイルをインテリジェントに扱うための機能が追加されましたが、通常のPDFファイルではこれらの新たに追加された機能は使用することができません。これらのいわば“隠し”機能は、Adobe Document Server for Reader Extensionsによって、それらの機能を利用可能にする権限が埋め込まれたPDFフォームあるいはファイルによって使用可能となります。

電子フォームに対してこれらの機能を使えば、利用者はデータを入力し、それを電子的に保存したり印刷したりして原本を残しておけますし、電子署名を施すことによって本人証明を行うこともできますので、例えば政府機関への申請や保険の契約といった作業を自宅にいながらにして電子的に行うことができます。政府機関や企業は、電子署名されて本人証明のなされた電子フォームから、データを内部のXMLデータベース等に取り込むことができます。Adobe Acrobat Reader 5.1はアドビ システムズ社が無償で配布している、PCのプラットフォームに依存しないソフトウェアなので、事実上誰もがこの新しい電子フォームやファイルを活用できる環境が整備されています。

Adobe Document Server for Reader ExtensionsとAdobe Acrobat Reader 5.1の組み合わせによって、政府機関や企業と、一般市民、顧客との間で、従来紙で行われていた申請、届出、文書交換等を、電子的に行うことができるようになります。紙の文書は人々にとって使いやすいものですが、記入データをデータベースに再入力する作業は時間とコストがかかり、さらに入力ミスの可能性があります。これらのワークフローを自動化することにより、利用者へのサービスが向上すると同時に、コスト削減や業務プロセスの効率化を実現できます。こうしたインターネット等を経由した申請業務には、「権限付与」をされたPDFフォームの数による"Per Form"のライセンスをご提供しておりますので、不特定多数のエンドユーザにこの電子フォームソリューションを展開することができます。

また、Adobe Document Server for Reader Extensionsは、組織外部からの申請等の他に、庁内や企業内の業務を「ペーパーワークレス」にするためのイントラネット用の"Per User"のライセンスも用意しています。これにより、行政機関や企業はAdobe Document Server for Reader Extensionsを組織内に導入することで、後は無償のAdobe Acrobat Readerが入ったクライアントPCがあれば、企業内での文書による業務やコラボレーションを容易に電子化することが可能になります。

PDF表示・印刷用ソフトウェアであるAdobe Acrobat Readerは、世界中ですでに5億本以上がダウンロードされています。PDFは、経済産業大臣により準JIS規格ともいうべき標準情報(TR)として公表され、日本規格協会からTR X 0026として認定されているほか、ISO、IECでもPDFに基づいて文書交換フォーマットを標準化しているなど、世界標準の「電子の紙」として利用されています。Adobe Document Server for Reader Extensionsは、この標準化されたフォーマットで、多くのPCで利用されているAdobe Acrobat Readerをインテリジェントな電子申請やコラボレーションの環境に進化させる全く新しいソリューションです。

Adobe PDFフォームおよびPDFファイルに付加できる機能には、注釈ツール、電子署名、および記入済みフォームの保存、記入データの送信、アーカイブ化といった機能が含まれます。入力されたAdobe PDFフォームとフォーム内のデータは、XML(Extensible Markup Language)形式でデータベースなどの組織のバックエンドシステムに統合することができます。

Adobe Document Server for Reader Extensionsは、アドビ システムズ社のソリューションパートナーを通じて販売される予定です。製品の出荷は2003年第2四半期中を予定しています。

また、5月21日から開催される自治体総合フェア2003のアドビブースにて、Adobe Document Server for Reader Extensionsによるソリューションを紹介します。

必要システム構成
動作環境
日本語Solaris(TM) 8、Windows® 2000 Server 日本語版

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、1982年に創立された、米国カリフォルニア州サンノゼに本社をおくソフトウェア会社です。これまで、法人ユーザおよびクリエイタ向けに様々なソフトウェアを提供し、ネットワークパブリッシングを推進してきました。それらの製品は、豊かな視覚効果にあふれ、魅力的で、信頼度の高いコンテンツの制作、管理、配信を可能にします。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.co.jp/でご覧いただけます。